高校一年寮 寮生日誌(4月22、23日)
四月二十二日(木) 入寮してから毎日とても楽しく生活ができています。 とても美味しいご飯が毎日三食食べられ、たくさんの友達もでき、先生方も優しくて面白く、とても広いお風呂にも入れるし、ふかふかの布団で寝る事もでき、最高です。 また、義務自習のおかげで勉強も頑張ることができています。チューターの先輩方のおかげでしっかりとした生活習慣も身に付けることもできました。 入寮する前は友達ができるか、勉強についていけるか等、不安がたくさんありました。しかし、いざ寮生活を始めると、それらの不安も解決されたどころか、毎日がとても充実していると感じます。 もうこの寮は僕のもう一つの家です。 まだ一ヵ月も経過していませんが、そう言い切れるほど、僕はこの寮が好きです。 これからは寮ならではの行事もあると思うので、まだまだ楽しみは尽きません。 今、函館ラ・サールへの入学、入寮を考えている方には、ぜひこの寮で生活をすることをおすすめします。 これからもこの寮で高校生活を全力で楽しみ、頑張っていきたいと思います。 四月二十三日(金) 高校生になって初めて寮生日誌を書く。 ついこの間まで中学生で、部屋の窓から見える中学寮で生活していた訳だが、はるか昔のように感じる。高校生となり変わったことは挙げるとキリがない。決して肩書だけ変化した訳ではないのだ。また、それを日々痛感している。 大きなことはガラリと生活様式が変わった事。生活する場所もそうだが、時間もやるべきこともことごとく異なる。少しでも早く自分のスタイルを確立していきたい。他にも変わった事を述べる上で外すことができないのはやはり勉強だ。四月上旬から授業も本格化してきて気付いたが、やはり授業のレベルが中学とは比較にならない(特に物理は泣きたくなる時がある)。急にではないが、そう感じる瞬間は誰にでもあるだろう。授業中、よく先生方がおっしゃるのは高校生なのだということ。逆に言えば、もう中学生ではないということだ。高校生らしさを身に付けると同時にテストを始めとする目標に向かって努力したいと思う。