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6月, 2018の投稿を表示しています

内進高1寮生日誌

◎六月五日  速歩明けの臨時休業日。速歩の疲れは次の日に出てくる。というのも、ほとんどの人が今日の方が足、腰が痛いと訴えていたからである。僕は、この速歩を通して大いなる達成感と共に身近な危険の恐怖を感じた。いや、後者の方が感じ方的に大きかったと思う。特に恐いなと感じたのは熱中症である。自分も走っている途中に気持ちが悪くなり、一緒に走っていた人に謝り、先に行ってもらった。今思えば、それは正しいことであった。あのまま走っていれば、関門に着く前に倒れてしまったであろう。実際、ゴールしてから倒れてしまい、救急車で運ばれてしまった人もいた。自分がどのくらいの力を出せるか、などという自分自身のレベルを確認しなければいけないと悟った。  このように運動中に起こる症状は、意外と恐いものだなと感じることができた。達成感もあったが、とりあえず今も続いている下半身の痛みに悩まされている。明日は体育だというのに、どうやらこの痛みは当分続くだろう。今は階段を上がるのが精一杯である。   ◎六月十日  私は今日、学校で駿台模試を受けた。以前、学校からアンケート用紙を配られ、最初のうちは受けないつもりでいた。しかし、周囲の人が受けることを知り、自分の現実を知る良い機会だと思い、受けることにした。  駿台模試は、全国でもトップレベルの学校の人々が受けるので、とても難しい模試とは聞いていた。実際に受けた結果、やはり難しかった。一教科百分のテストであったが、足りない教科もあった。英語と数学に関しては、一問一問が重く、スラスラ解けるものではなかった。また、国語に関しては、物語文と説明文の両方が長く、読んで理解するのに時間がかかった。  寮に帰って自己採点をしたところ、やはり満足のいく結果ではなかった。改めて、勉強だけではないが、人生の全てにおいて奇跡は起きないのだということを実感した。日々コツコツ努力を積み重ねていこうと思う。   ◎六月十二日  今日は学校で芸術鑑賞会があった。中一からピアノ・劇・ジャズときて、今年は落語だった。落語は今まで聞いたことがなく、また興味もなかったので、本当に面白いのか心配だったが、始めての落語は自分が想像していたよりもかなり面白く楽しむことができた。うどんやそばをすする音が上手に再現さ

6月25日(月) 高校寮チューター団 解団式

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  寮頭挨拶。   新入生代表挨拶。   アドバイザー挨拶。   団長挨拶。   副団長挨拶。   

6月25日(月) 朝食の様子

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  おはようございます。   高校寮は本日(25日)、欠席者もなく全員登校しています。   美味しい朝ご飯を食べて今週も頑張ろう!

6月16日(土) 56期のOBが来寮しました

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  16日(土)の夜、今年卒業したOBが来寮しました。   56期のI君です。   I君は札幌医科大学医学部医学科の学生です。   「北医体」が函館であったため寮へ立ち寄ってくれたとのことですが、今年現役で合格した医学生が来寮。受験生(高三寮生)は「生」の声を聞く絶好の機会です(特に医学部希望者)。     1Fのホールで熱心に話を聞く、高三寮生です。   この後、4Fの高三寮エリアに行き、深夜までお話をしてくれました。   頼もしい先輩の来寮に感謝です☆

6月11日(月) 夕食の様子

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  11日(月)の夕食です。     こちらはラグビー部のみなさんです。    

高2寮生日誌(6月5日)

   プロ野球を見るのが好きだ。選手のプレーを見ると格好良くて、自分も真似してやってみたくなる。だが、いざやってみると上手くはいかない。打ったボールは前に飛ばず、投げたボールは思わぬ所へ…。一緒に遊んだ小学生の弟の方がよっぽど様になっている。スポーツをやっている自分にはいつも嫌気が差す。 ただ、部活の卓球は中学生の頃にたくさん練習したお陰か、少し上手になれた。始めたばかりの頃は、他の部員と試合をすると全員に負けるのが当たり前だったが、諦めずに練習を重ね、勝てるようになった。そんな唯一の拠り所ともいえた卓球だったが、最近はまた、なかなか勝てなくなってきた。一昨日の大会も自分よりも格下だと思われる相手に負けてしまった。  その時、自分の実力は限界で、もう強くならないだろうと思った。実際、人には向き、不向きというものがあって、努力である程度は強くなれるが限界が確実に存在すると思う。最近、色々な面でその「限界」を感じる。それは高校生になって初めて感じた壁であって、それを乗り越えるエネルギーが今の自分には存在しない。 エネルギーは熱中するものがあってこそ生まれるのだが、それが今はない。どんな事も一歩引いた立場で見てしまう。周りを見るスキルは中学生の頃自分が一番欲しかったスキルであって、そういう意味では今の自分は成長したと言えるのかもしれない。  だが、今は冷静に物事を見ることと熱くなることという相反する二つのことを求めている。この矛盾を解消するのは難しいが、取り敢えず高校生の内にもう一度心が熱くなる体験をしたい。( 5/21 )    最近、自分の体について考えることが多くなった。別段どこかに異常をきたしているわけではないが、意識してしまう。  例えば目だ。私達が生きている上で、一番の情報を得る場所だ。この十六年間の人生の中、直近の二、三年で私の目は悪くなった。目が悪くなる前はメガネをかければ問題ないと思っていたのだが、この頃考え方が変わった。いざ悪くなってみると痛感させられる。  今、目の前に広がる世界がぼやけているのとはっきり見えるのとでは生き方や感受性が変わる気がするのだ。例えば、目やにが付いて眠そうな人のぼやけた視界と目の悪い人の視界は相違なく、目の良い人と比べれば効率も全く異なる

内進高1寮生日誌

◎五月二十四日  気温が上がってきて暖かい日が多くなってきた。夜寝る時は、ちょうど良いが、朝起きたら大抵部屋の中が暑い。高校生活ともなれば、一週間がけっこう疲れる。たまに週末の自分の部活がオフで休みたいと思っても、部屋員は部活で朝からバタバタ忙しそうなときは、自分だけ寝ていることに気が引ける。結局起きて無駄な一日を過ごすことになる。なので、どうにかして休日を上手く使いたい。そこで、その日のうちに“やりたいこと”と“やるべきこと”を紙に書くようにしようと思う。前日の夜に書いて、寝るときに、まずその日を振り返り、次に日の予定を思い出して何時に何をするかある程度決めてから寝る。そうすれば、きっと有意義な生活を送ることができるはず。早速今週から実行していこうと思う。勉強面では、公欠した分、授業を受けていないので、何とかして抜けた部分を埋めていきたい。また、模試のための勉強を進めていきたい。第一中間は、終わったが、第二中間前だと思って取り組んでいこうと思う。   ◎五月二十六日  土曜日の朝、「今日は四時間授業だ、うひょ~」とテンションが上がる寮生は多かろう。しかし、その喜びは儚いものであり、夜の九時半くらいになると勉強を全くやっていないという事実を突き付けられ「何やっているんだろう、オレ・・・」とツっこみを関西のお笑い芸人のごとく言える人は日々きちんと勉学に励んでいる数少ない寮生の鏡か、はたまた絶賛自己嫌悪中の僕ですら心配になるほど、ある意味寮生活を謳歌している人のどちらかだろう。  さらに明日は日曜。この日はこの日で「今日は一日自由だ、うひょー」と残念ながらテンションが上がってしまう。内進寮生にとって函館は四年目。高校寮に対する慣れ、自転車という新たなツール、四年間で培われた函館の土地勘、そしてフットワークの軽さ。もはや日曜日の外出は定石だろう。そして一日中遊んだ後の十九時時五十五分の義務自習開始のチャイムが鳴るころには「ヤバい勉強していない」と思うのである。しかも、この一連の動作は二、三日過ぎると忘れてしまう。つまり毎週同じ失敗を繰り返してしまうのである。これを二、三年、いや一年でも一ヶ月でも続けたら、けっこう恐いのである。我々は、大学受験を控えていることを少しは認識しなければならない。  寮生活は女がいない時点

6月4日(月) 初夏の高校寮

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  青空が広がる函館です。   今日(4日)の函館ですが、気温がぐんぐん上がり、最高気温は24度まで上がりました。   今日は今年一番の暖かさではないでしょうか?   外にいると、とても気持ちが良いです☆   4人部屋でも窓を開放している部屋が目立ちますね。   明日(5日)、学校では伝統行事の「速歩」が実施されます。   今年で48回目になります。   コースは本校ラグビーGをスタートし、寅沢入り口を往復、27.3キロの距離を走ります。   走破制限時間は5時間です。   各関門にも制限時間がありますが、明日も暑くなりそうですので熱中症には注意して走って欲しいと思います(帽子があれば被って欲しいですね)。   スタートは午前9時です。   今年はコースも若干変わり、距離も多少延びました。   記録上位者30名には賞状、それにメダルが授与されます(表彰式は11日)。    

6月2日(土) 高校寮 卒業生講演会の様子

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  本日(2日)の保護者会、皆様お疲れ様でした。   本日、寮ではOB講演会ということで24期のYさんに来寮していただき、講演をお願いしました。   OB講演会も10回を迎えました。   お忙しいなかお時間をいただき、感謝です。