高校一年寮 寮生日誌(5月8、9日)
五月八日(月)
今日は帰寮日でした。
楽しさと恐怖を抱えながらゴールデンウィークを過ごしました。
ゴールデンウィーク休みの約一週間後に第一中間テストがあるので、心の底から楽しめるような帰省ではなかったです。でも自宅に帰省できただけでもありがたいですし、少しはリフレッシュができました。
ゴールデンウィーク。
僕は男子校ならではの課題を見つけました。
それは異性との関わりです。
男子校なので周囲には男しかいない環境なのは当たり前なのですが、女の子との接し方、話し方を忘れてしまい、女子の友達ならまだしも、お店の女性店員にすら「きょどって」しまう僕がいました。
ゴールデンウィークの帰省が終わると、次に帰省できるのは約三ヶ月後の夏休み。地元の友達に会えなくなってしまうのはとても寂しいことだけどこの寮のみんなとならどうにかやっていけそうなので、これからも頑張っていきたいと思います。
五月九日(火)
寮生活、学校生活が再開した。
短い休みではあったが、入寮当初から緊張の連続で、わからないことがわかるようになってきた時点でゴールデンウィーク休みになったので、充実した休みになったような気がする。昨日、帰寮したが、月曜日から金曜日までの七時間授業、部活、それに今日からは二十三時三十分まで義務自習とハードな日々が続くが、仲間と支え合って今後も生活をしていきたい。
それに我々が行うのは私事だけではなく、毎日全員が使用する場所の掃除や電話当番など、ラ・サールファミリーの精神を大いに感じさせられる事も日々している。
誰かのために何かをするというは、時に大変なことではあるが、達成感や充実感につながると思う。
決して楽な日々ではないが、頑張ろうとする生徒にはとても良い環境である。
まだ一ヶ月程度しか経過していないが、一日一日を大切にし、勉強だけではなく、部活動で好記録を残すなど、いろいろ見据えて大学入試に繋げた生活をしていきたいと考えています。