高2寮生日誌より☆(5/10~5/11)☆
□ 五月十日(水)
五月に入り、ゴールデンウィークも明け、よりテストや大会への緊張感が高まり始めてきています。新しいクラスにも慣れ、少しずつ内進生と外進生が話す機会が増え、寮内でも段々と見掛けることが増えてきました。
五月にはテストがあり、一年生の時と比べ、テスト教科が十から八に変化したため、少し楽になった気がしますが、実際は昨年より勉強が難しくなっているので昨年に引き続き、頑張りたいと思います。
高校二年になり、自分の好きな科目を取ることができるため、一日の終わるスピードが早くなって毎日充実してきている気がします。
これから受験へと日々近づいていくと思うので、毎日頑張りたいと思います。
□ 五月十一日(木)
肩を手術して長い間、部活に参加できなかったことで、逆に分かったことがたくさんある。例えば、一人ひとりの動きの癖や、得意・不得意なことが分かったので、不安だったが、それ以上に自分の事が、自分の体の事がよく分かった。
この体験は色々な事にも通用することだと思う。一方向の視点だけじゃなく多方向から見ることで、見えてくる事がたくさん広がってくる。メリットを挙げると、三つあります。
一つ目は、ポジティブな考えを持ち、人生がより豊かなものになっていく点です。
二つ目は、全ての可能性が広がってくる点です。
三つめは、行き詰まった問題を解決するヒントを得ることが出来るかもしれない点です。
以上、多方向の視点を得るために僕は簡単に出来る事が二つあると思う。
一つ目は、自分にとっての「当たり前」を崩してみること。
二つ目は観察眼を磨くこと。
僕は、肩の手術によって、毎日ラグビーをするという当たり前が崩れて、皆のプレーや試合を外から見ることで、勝手に観察眼が磨かれた。方法は、沢山あるが、多方向の視点を得てみて欲しい。