高2寮生日誌より☆(5/6~5/9)☆
□ 五月六日(土)
高校二年生になって一ヶ月が経ちました。特に問題なく生活できています。ゴールデンウィークは大半の人が帰省しているため、終日穏やかで勉強には最適でした。
一昨日と昨日、湯の川生協近くの紅茶専門店「Long Walk」に足を運び、美味しい紅茶をいただいていたところ、驚いたことに本校六〇回生の方とお話する機会がありました。その方や店長さん達と寮生活や学校生活に関する話題で大きく盛り上がることができました。近隣町内で卒業生と偶然出会い、親睦を深めることなど、滅多にできることではないので、とても満足できる一時でした。
前期第一中間テストまで残すところ約一週間となりました。ゴールデンウィーク中に遊び過ぎて今までの勉強内容が頭から抜けて、思っていた成績を修められなかったとなれば、本末転倒です。何事も適度が重要です。
高校二年生のうちに真剣に進路について考えていかないと、受験が差し迫った状態で「やっと志望校が決まった。」なんてことになりかねません。中学校の三年間とはわけが違うということを念頭に置いて、そろそろ受験体制に入らないと、他の人と足並みが揃わず、もう一年追加で受験生でいる羽目になってしまいます。
周りの人のためにも、「全力を或いは本気を出す時期はいつなのか?」をしっかり見定めていかないと、自分が思う理想と現実の差に悩まされ、せっかく大学で得ることができる知識や経験を積めないまま、生きてしまう人出てくるかもしれません。
□ 五月八日(月)
ゴールデンウィークが終わった。外泊していたが、休みは日曜日までだと思っていた。前期第一中間テストが近い。吹奏楽が忙しいが、テスト勉強をしないとわりとまずい。「情報」の課題も結構多く、レポートを書かないといけない。
天皇賞(春)。場所が阪神から京都に戻り、二頭競争中止。単勝一倍台の一番人気が競争中止。ディープボンドの三年連続二着など。オペラオーは凄いけど、ものすごく強いとは思っていなかったが、言われてみると、かなり強いと思う様になった。ただ、華やかさ、派手さは無い。
以前は、二十歳になっても馬券はやらない(買わない)と思っていたが、段々と「JRAに献金すると思えばいいか」と思う様になってきた。ただ、お金の使い方には気を付けないとならない。
□ 五月九日(火)
今回はゴールデンウィーク中に観た映画について素人なりの批評をしたいと思う。
① 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
~ 面白いことには面白いのだが、多少、目の肥えた大人にとって見応えの無いものであった。少なくとも、4DX3Dで観るだけの価値はないと思った。2Dで十分である。
② 『THE FIRST SLAM DUNK』
~ ハッキリ言って絶対観に行くべき映画である。既にアニメ化したものに一部3Dを織り交ぜながらリメイクすることに、僕は不安を感じていたが、鮮やかなアニメーション、3Dだからこそ成せるスピーディーさが僕をスクリーンに釘付けにした。『SLAM DUNK』を知らない自分からしても、一つのバスケ映画として十分楽しむことができた。ピックアップこそすれど、原作終盤をリメイクした映像作品を、僕はこれ以外知らない。
どうだっただろうか? 私は、このゴールデンウィークを楽しく使うことはできたが、有意義に使うことはできなかった。夏休みは絶対に有意義に使いたい。