高校一年寮 寮生日誌(10月3日~10月28日)

 十月三日(日) 

 今日、前期休みで帰省していたが、無事に帰寮した。

 たった三日間の帰省でしたが、とても充実していたような気がしました。

 あと二カ月半ほどで冬休みになりますが、勉強と部活動を両立できるよう頑張りたいと思います。あっという間に入寮してから六カ月も経過しました。土地勘も学校にも寮にも慣れてきましたが、勉強はあまり自分の納得できるような結果が出ていません。

 ですから計画を今から立てて、前回の順位を少しでも上げられるようこの二カ月半で頑張りたいです。

 十月は英検やワクチン接種、そして模試があるなど何かと忙しい月になりそうです。

 一日も無駄にしないように充実して生活できるよう楽しんでいきたいと思います。

 

十月四日(月) 

 前期も終わり、今日から後期が始まった。

 今思い返すと、あっという間に終わったなと思います。後期もこの調子ですぐに過ぎてしまうのだと思います。そうすれば高校一年生も終わってしまいます。

 前期を振り返ってみると悔いの残ることが多くある。あの時もっと勉強をしておけばよかったとか、積極的に行動しておけばよかったとか、数えきれないくらい後悔しています。

 後期は後悔のないよう、何事にも全力でぶつかって取り組んでいこうと思います。

 話は変わって、寮生日誌を書くたびに思うことがあります。

 それは書く内容が思いつかなくなっているということです。

 書こうとしても思いつかないので十分以上は書き始めるまでかかります。

 終いにはどうやって文字数を稼ぐか、文字を大きく書いたり、急にですます口調になったりとかいろいろ考えてしまいます。

あとは話をどう膨らませればいいのか…。

なかなか難しい限りですが、今日はこのあたりでご容赦願いたいです。

 

十月五日(火)

 今月は珍しく定期テストがない月だ。

 奥尻研修旅行が中止になった代わりとして木曜日に遠足が実施されることになった。

 実際には奥尻に行きたいと思っていたので、少し残念ではあるものの遠足も楽しみでもある。

 今週末は英検を受ける予定があるので、研修旅行がなくなった分、英検の勉強にも励みたいと思っている。国内旅行の制限も少しは緩くなったのに、不運な学年ではある。おそらく僕たちの代だけでなく、今の中三や中二も同じようなことになるのだろう。できれば今すぐにでもコロナが収束して欲しいが、まだ時間はかかりそうだ。部活もようかく活動が再開されたが、中学生は未だに活動できる時間が少なく、思う存分に練習はできていない。

 これからますます時間がなくなっていき、また長期間練習が全くできないという事も十分に考えられる。このような状況下で、いかに時間をつくり、効率的にやっていけるかどうかを常に考えていく必要もありそうだ。

 大学受験も先の話ではなくなってきているので、効率重視でしっかりと向き合っていきたい。

 

十月九日(土)

 今日、この前受けた東進模試の成績が戻ってきました。結果は思ったより良かったです。第一志望の判定はE判定でしたが、自分では苦手だった古典の点数が良く、数学のなかでも苦手だった二次関数でも点数が取れていたはうれしかった。

 今まではテストの復習や見直しをサボっていたが、高校に入ってからやり直しをするようになったおかげで力がついてきたように感じます。次の模試ではもっと良い点数を取れるように頑張りたいです。

 今週の木曜日は研修旅行の代わりに遠足ということで大沼へ行きました。

 午前中は自由行動で山川牧場へ行きました。そこでソフトクリームを食べましたが、とても美味しかったです。午後はみんなでボートオリエンテーリングをしました。ボートを漕ぐのは初めてだったので、最初は全く進みませんでしたが、徐々に慣れてきて、最後の方には自由に、そして上手に漕げるようになったのもうれしかったです。とても楽しい遠足でした。

 

十月十日(日)

 奥尻研修旅行の代替として大沼公園へ行った。

 私はよく地元と函館を行き来する際に大沼を見ることはあっても、大沼近辺の市街地には行ったことがなかったので、とても楽しみにしていた。

 午前の自由散策ではソフトクリームと大沼団子を食べました。この二つは大沼では特に有名な食べ物らしいです。有名だけあってとてもおいしかったです。

 午後にボートオリエンテーションをしました。

 ボートオリエンテーションとは大沼の敷地内にあるチェックポイントを手漕ぎボートで巡るものだ。私は人生で初めてボートを漕いだので、初めのうちは慣れなかったが、じわじわと楽しさが増してきた不思議な感覚に陥った。最終的にはボートから転落することなく無事に帰ってこれたが、研修旅行の代替としてこのようなことを考えてくれた先生方には改めて感謝したいと思う。何より僕たちより先生方の方が楽しんでいたのが一番印象に残りました。

 

十月十二日(火)

 大沼遠足が終わり、模試のシーズンが到来です。

 後期になって初のテストであり、大事な折り返し地点もありますが、前期での頑張りを継続、もしくは前期でダメだった点を修正できるよう高一の終盤まで走り切りたいと考えているが、怠けてサボっているとドンドン落ちてしまうという、めちゃくちゃ重要な岐路に立たされている時期でもある。

 なので決意を固め直し、来年の特選コースを目指して走り切ってやろうという思いで頑張っていきたいです。

 ところでコロナの感染者が最近激減していることに驚きました。

 ワクチン接種が進んだ影響が大きいのかはわかりませんが、まずは一安心です。このまま気を緩めずに感染対策をして一早く終息してほしいです。

 もしかしたら来年には学校行事が再開されるかもしれませんね。今はまだつらい時期ではありますが、僕らにできることは勉強しかないので、できることを全力で頑張り、乗り越えましょう。そして大学受験に合格するまで仲間と一緒に頑張りたいです。

 

十月十二日(火)

 後期が始まりました。

 高一の半分が過ぎたという事ですが、単純計算で高校生活も六分の一が過ぎ、これを五回過ごせば大学入試と考えると、時間が経過するのがとても早く感じます。でも僕は高校一年生での生活が半分終わったという事の方が目に行きます。

 四月に入学し、学校にも慣れてきて、テストも何度か経験し、徐々に生活のスタイルを築いてきました。しかしここで今一度見直し、更に自分を高めていくというのも筋だと思うので、しっかりと振り返り、改善点を見つけていきたいです。

 これから一週間ごとにテストがあり、かなり忙しくなります。

 僕は前期末テストであまり良い結果がでませんでした。ここで気合いを入れ直し、頑張りたいです。また第一中間、第二中間のスパンが短いので、ここから冬休みまで気を抜くことのないよう後期を満足いく結果で終わらせるようにしたいとも思います。

 

十月十五日(金)

 今日、前期評定の点数が返却された。

 結果はまあまあだった。まあまあとはいえ、平均点を超えているのは三教科くらいしかないので、もっと増やしていきたいです。赤点を取るか取らないか位の成績で期待をしろという方が無理である。だが、このままではマズイという気持ちもある。このままでは推薦をもらえそうにないのだ。推薦入試は大学入試のなかでも大きなアドバンテージにもなるので、取れるものなら取りたい。絶対に取りたいです。でも今のままでは絶対に取れない。なので改善点を考えて、もっとテストで点数を取れるように後期は奮起したい。

 ところで最近、筋トレが楽しくなってきた。

 筋肉痛はもう僕の中では喜びの一つになりつつある。正直、できなかったことができるようになるのはとても嬉しいことだ。そしてもっとできるようになろうということを考え、頑張れる。その上で筋肉痛があって筋肉のレベルが上がってできることが増えるのだ。

 もはやロールプレイングゲームみたいな感覚だ。筋トレをしていて欠かせないのがプロテイン。正直いって美味しいものではないが、独特の風味が苦手だ。プロテインのメーカーさん、どうか一日三回位飲みたくなるような味付けのプロテインの開発をしてください。お願いします。

 

十月十五日(金)

 毎日寒くてやっていられない。

 確かにコロナの関係で換気は絶対にしなければならない。だけど最近は寒すぎます。

 長ズボンにフード付きのパーカーを羽織っても寒気がします。そういうのは十二月になってからにして欲しい。いくら何でも今年は早いような気がします。

 明後日はワクチン接種の二回目。

 おそらく高熱が出ることでしょう。なぜなら一回目でも少し出たからだ。ただ前回はワクチンを打った後、外でサッカーをできるくらい元気があったが、その後からじわりと副反応があった。

 今回に限ってはおそらく三十八度近くまでは熱が出るような気がします。でも学校を公欠できるなら、許します。

 そんなことより、新型コロナ、お前は早く消えろ。そうじゃないと本当に何もできないから。しかし、僕らの学年は災いが本当に多いような気がする。こんなにたくさんいろいろなことが降りかかっています。旅行系のイベントは全て消えるし、まぁ~大沼は結構楽しむことはできたけど。

 いずれにせよ、マスク無しで普通に生活できる状態になって欲しいです。

 

十月十八日(月)

 後期が始まり、二週間弱が経過しました。

 後期が始まったといっても前期と比べても何も変わらないのでいつも通りに生活をしています。

 前日、新チームになってから初めての試合がありました。

 多少、緊張したが、試合が始まると緊張感も徐々になくなったような気がします。他のみんなも同じだったようで、その影響なのか前半は完璧な試合運びをすることができました。後半は半分しか出場していませんでしたが、全体的に悪くない試合だったと思います。

 十一月上旬に全道大会があるので、優勝できるよう気持ちを引き締め、頑張りたいと思います。

 話は変わりますが、十月になり、後期が始まったくらいから文理選択の話しをちらほらと耳にします。周りのみんなは何となく決めているようで怖いですが、僕はまだ悩んでいます。最近はそのことばかり考えています。最終決定は来年の一月くらいのようですが、しっかり考えて結論を出したいと思います。

 

十月二十日(水)

 今週から後期初めての定期テストまで約二週間という日程になった。

 今回は二週間前でもしっかりやろうと思っています。前期は赤点もあったので、後期では絶対に赤点を取らないようにしたい。そのためにはまず自分は苦手だと思っている物理をやろうと思っています。テスト一週間前までに物理の冊子を一周させることが目標であり、数学の青チャートも一周したい。青チャートには実践的な問題がたくさんあるので、それを解くことにより本番での問題を対策する方針だ。化学も計算が苦手なので、計算問題を解く、そしてしっかりポイントをおさえて覚える。これを何回も反復するようにしたい。

 ところで、最近部屋がとても汚い。部屋をきれいにすることでまずは環境をつくることが大事だろう。何でも中学三年生のラグビー部員は全員赤点がないらしい。先輩として今回は取るわけにはいかないし、試合に出るためにも赤点は絶対に取らないように頑張りたい。

 いずれにしてもやるべきことをしっかりやっていきたいと思います。

 

十月二十七日(水)

 今日は球技大会だった。

 中三の時は新型コロナウィルスの影響で開催できなかったので、二年ぶりの球技大会。ただ、今年も影響が全くなかったとは言えず、競技がサッカーとソフトボールの二競技になってしまった。

 中学の球技大会と異なり、競技の種類の多さが楽しみお一つだったのに、中学の頃より競技が減ったのは残念だ。

 僕は今回、サッカーを選びました。

 正直に言えばサッカーもソフトボールも苦手です。従来の室内スポーツをやりたかったです。でも久々の球技大会でしたし、久々に非日常の生活を学校で送れたのは楽しかった。

 明日も今日みたいな感じだと思うと楽しい上に楽だなとも思った。その後は一週間後に後期第一中間テストもあるので、明日で時間が止まって欲しいと思ってしまうのは僕だけだろうか。

 後期になり、掃除当番の区域が一部内進生担当になった。

 そのなかでも地域清掃は日曜日に初めてやった。

 秋の早朝七時過ぎはさすがに明るさがあるけど、寒さが身に応えた。寒いのは嫌いではないが。寒すぎるのは嫌だ。キチンと防寒うぃなければならないですからね。

 でも雪は好きなので、次の当番の時は雪が降っていて欲しい…。

 

十月二十八日(木)

 定期テストがかなり近づいてきた。そして、最近はかなり忙しくなってきました。

 今回は進研模試もあり、かなり準備に時間が削られているが、最近は理系の教科が難しくて、文系の教科に取り組む時間を削らなければならない状況になっています。

 テストが近いですが、朝早くに起きることがなかなかできません。

 だんだん寒くなってきて、朝が寒いというのも原因の一つです。今年は昨年よりも早く寒さがやってきているような気がします。

 昨日は球技大会一日目でした。

 昨日は出番がなく、ノンビリできました。

 今日は出場しましたが、昨日は学校で自習をした影響なのかとても頭が疲れました。もうすぐでテスト一週間前になるので、しっかりと自習をしようと思います。暗記教科が多いのが不安ですが、頑張ります。

 最近は学校での疲れを部活で発散しています。

 僕はバドミントン部に入っているので、バドミントンがストレスを発散させてくれます。

 高一生は幽霊部員が多いようですが、もっと多くの人に部活に参加して欲しいです。でもテスト週間中、部活はできないので、早くテストが終わらないかなぁ~とも思っています。

 最近寮でザバスを飲んでいる人が目立ちます。

 この前、スポーツ専門店で値段を見たのですが、結構高価だったので買えませんでした。

 今度、親に送ってもらって飲んでみようかと考えています。


〇明日は11月11日までの寮生日誌を掲載いたします。


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