高校二年寮 寮生日誌(1月24日)

 124日(月)

 最近やっと冬休みに買った知念実気希人さんの最新作「真夜中のマリオネット」を読めた。ずっと読みたいと思っていたのだが、冬休みはお正月と塾で忙しくなかなか本一冊を読む時間を作れなかった。函館に帰って来てからも実力テスト、英検と予定が続き、すぐには読むことが出来なかった。やっと読めた本の感想はやはり最高だった。知念実希人さんの作品は毎回ハズレがないとはいえ、今回の作品の題名にあるマリオネット=操り人形のように主人公が操られる。しかし、ただ主人公が操られるだけではない読者も読んでいる間とてもうまく作者に操られている。手の上で踊らされているような感覚にさせられる最高の一冊だった。

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