2018年12月21日金曜日

内高1寮生日誌


◎十二月十一日

 今日、後期第二中間が終わった。早くも年6回ある定期考査の5つが終わってしまった。もう2018年も終わりに近付き、突如として降り積もった雪はそこはかとない寂しさを感じさせる。さて、このまま第二中間と日頃の生活について述べても良いのだが、それはあまりにもベタ過ぎるので、今回は私が2週間振りくらいに外へ出かけた先の話をしようと思う。まぁ手短に言うと人と出会ったという内容なのだが、順を追うとしよう。まずコープに行った。別に何かある訳ではない。2週間ぶりの外の空気と冬景色が楽しみだっただけの話だ。コープを一通り回った後、大好きな団子屋に立ち寄り、いつも通り“みたらし”を始め、各種2本ずつ購入。ここまではいたって平凡だったのだが、湯倉神社の横断歩道を渡ろうとしたとき、その人に出会った。彼はラ・サール中を辞めてしまった私の旧友である。全くの偶然。忽然と姿を消したため、もう彼には会えないだろうと思っていたので、嬉しかった。背も雰囲気も話し方も間違いなく“彼”だった。横断の最中だったため、長居はできなかったが、それでも他愛のない話をして笑い、「お互い頑張ろうな」とだけ言って、その場を後にした。人格者とは彼の様な人を指すのだろう。しっかり芯の通った心を持つ彼を今でも尊敬する。思ってもみなかった素晴らしい偶然と美味しそうな団子にふと幸せを覚えた一日だった。

 

◎十二月十二日

 ここ数日、雪が降り積もり、濡れたタオルを回すと凍るほどの寒さが続いています。今朝も起きてからあまり気分が良くなく、腹の調子も悪かったので、朝食はお茶漬け一杯だけにしました。少しずつ風邪の人も出てきましたが、もう少しで帰省なので、体調管理に気を付けたいです。 昨日テストが終わりました。今回のテストは数学が難しめでしたが、他はあまり難しくありませんでした。化学の甲子園で上位6名がいないラッキーなテストでした。そのため、十番台の人たちは一桁を目指し、二十番台の人たちは十番台を目指すという上位争いの激しいテストだったと思います。勉強したつもりでしたが、結局いつもとあまり変わらない気がします。 あと9日で帰省です。クリスマスにお正月とイベント多めの冬休みなので、良い息抜きになればいいと思っています。生活リズムが崩れないように気を付けたいです。






 

◎十二月十四日

 今日の授業で2018年の授業は終わった。つまり高1の3分の2が終わったともいえる。なぜか私はこのような節目の日にタイムキーパーになることが多いからか、このような言葉を何回か書いた覚えがある。話を戻そう。2018年も色々な事があった。それはもちろん、私達にも世間にも。例えば、2018年の漢字が「災」という漢字だったように自然災害が多かった。大阪での震度6弱・台風の襲撃、そして何より「北海道胆振東部地震」。これはトイレ、風呂など、私達の生活にも多大な影響を与えた。地震と言えば、私は奥尻島での研修で20年前の「北海道南西沖地震」の惨状を目の当たりにし、驚愕した。このように私のこの1年は、災害についての考え方が一変した1年だった。もちろん約8年前の「3.11」の時も当時の私は相当ショックを受けたが、それは「テレビで被害を見た人の感想」に過ぎない。北海道胆振東部地震は、震源からは遠い場所ではあったが、一被害者であり、私の部屋には震源に近い町の出身者もいる。あらゆる点から見ても、私の2018年はこのような1年だった。来年はどのような1年になるのだろうか?

 

◎十二月十四日

 テストが終わった。今回範囲が狭かったとはいえ、かなり精神的に辛い時期だった。そして明日には帰省する人もいる。自分は講習を受けるために残る。テストが終わり、少し気を抜いてもいい時期だと思うが、しっかりやるべき事はやっていきたいと思うので、講習中もしっかり勉強していきたい。夏休みは、遊び過ぎたせいなのか休み明け後のテストの点数がとても悪かった。今回は英検と模試が休み明けにある。夏休みと同じような結果にならないように毎日少しでも良いから勉強していきたい。そして、もうすぐ文系か理系か、日本史か地理かを選ぶ時期がくる。親としっかり話し合い、最終的には自分で決めていきたい。理系に行くと古典の勉強が大変になると先生が言っていた。今のうちから復習をしなければならない。そのためには冬休みをどう過ごすかが重要になると思う。しっかりとした生活をしていきたい。

 

◎十二月十八日

 函館ラ・サールに入学し、まして寮なんかに入ってしまったのならば、一度は「女子に会いたい」と思ったことがあるはず。むさい男(私もその中の1人ですが)にも飽き、学校の教室に、寮の食堂に、4人部屋に女子がいたらどんなに華やかになるか。今日も雪がずっと降っており、外出する気なんか起きませんが、女子に誘われたら吹雪の中でも外に出てしまう気しかしません。
 こんな風に寮や学校に文句を垂らしている私ですが、最近考えたことがあります。果たして実際に学校や寮に女子が居たら、どうなるのだろうか?少なくとも私は、そもそも喋ることができない気がします。私の記憶では同級生の女子と最後に話をしたのは小6の卒業式・・・、いや中1の夏休み・・・、いやいや中2の冬休みに電車で・・・そんなレベルです。また、男子校で4年間鍛えられた私達を年頃の女子たちはどんな目で見るのでしょうか。これでもかと言うほどのチェック、寝癖、無精髭、ラノベを読む、そしてニヤニヤしている、ファッションセンスのなさ・・・あれ、冷静になって考えるとひどいですね、私。よくこれで女子と会いたいなんて言えたもんですね。もしかすると、日々目の敵にしていた男子校というシステムは、私のような人たちを守るために存在していたのではないでしょうか。今のままだと女子に駆逐されてしまうので、何とかするため寮は私たちに猶予を与えてくれているのでしょうか。まさか敵だと思っていた奴が味方だった・・・そんな気分です。まさにコペルニクス的転回ですね(違うか)。それにしても女子に会いたいな。 



 

◎十二月十九日

 今日で帰省まで残り2日となった。夏休み明けに帰寮してから今日までに起こった出来事を思い返すと、たくさん思い浮かぶ。その中でも一番印象的だったのは、やはり北海道胆振東部地震だろう。あの日の朝、普段通り6時に朝練に行くために部屋に起こしに来た友達が「水道と電気が使えない」と言ってきた。夜中に起こった地震に気が付かなかった自分は、何を言っているのか、さっぱり分からなかった。その後、状況を理解して、事の重大さに気が付いた。そして、それから約3日間、今まで経験したことのない生活が始まった。自分たちは、いわゆる「被災者」になったのだ。東日本大震災の時も神奈川に住んでいたため、多少の被害はあったが、今回のような電気も水も使えないというのは初めてだった。3日間風呂にも入れず、歯を磨くのにも一苦労。電気がないためテレビも見れない。つまり被災している当事者たちが状況を把握できないのだ。このような生活を経験したことは、この先の人生のどこかで生かされる日が来るかもしれない。

 

◎十二月二十日

 明日ようやく夏休み以来の4ヶ月振りに地元に帰れる。地元に帰ったら毎回驚くことがある。それは、岐阜の街がどんどん変わっていることだ。私が函館にいる間に新しくできた店や逆になくなってしまう店もある。どんどん自分の知っている岐阜ではなくなっている気がする。そういう時に普段自分は函館にいるのだなと思う。また、地元の友達と遊ぶのが楽しみだ。普段連絡も取っていないので、久し振りに会うのが待ち遠しい。冬休みは遊び歩く訳にはいかないので、規則正しい生活を送りたい。そして、リフレッシュすることも大切だと思うが、怠けず勉強もしっかりしなければならない。有意義な冬休みを送りたいと思う。

2018年12月20日木曜日

12月20日(木) 一斉集荷の様子

 
明日(21日)ほとんどの寮生が帰省します。
 
そのた本日、帰省前二度目の一斉集荷日になります。

 
みなさん、慌ただしく作業しています。

 
高三寮生はエレベーターを上手に利用しています。

 
そして自分の荷物ではなくても荷下ろし作業をします(さすがです)。

 
こちらは高校事務室の様子。
 
一斉集荷で必要なお金を出金しています。

 
伝票はしっかり記入しましょうね。

 
21時くらいで一斉集荷は終了する予定です。
 
 

2018年12月19日水曜日

クリスマスバスケット

 今年も寮内でクリスマスバスケットの募金を行いました。合計金額は29595円でした。
 高2ブロック長が代表して、マルチネス校長に手渡しました。
 仙台のラ・サールホームとフィリピンの方に贈られるとのことです。
 協力してくれたみなさん、有難うございました。




2018年12月18日火曜日

高二寮生日誌


ここ最近、自分は「バキ」というマンガにはまっている。話の内容としては、ほぼただ闘っているだけだが、ルール無し、武器使用禁止という条件での格闘が生々しく描かれている。

ただ、それだけではなく武術、流派(例えるなら空手、柔道。中国拳法。合気道)に至るまで、様々な戦闘スタイルが存在する。格闘技とはボクシングやプロレスだけではないと言わんばかりのマンガだが、私はその中で人間というのはこんな動きができるのかと感じている。そんな中で面白いと思った場所が一つ、「球技には絶対にありえない異種対決が可能!」というものだ。なるほど、言われてみればそうだ。相手によって型を変える必要は多少あるが、ほとんどないようなものだ。

私達は定期テストに向け、同じような型を持つが、さて問題だ。これらの型は大人になってから万事に対応できるのであろうか。(1211日)

 

今日はご飯だった。なのでテンションが低かった。しかし、お茶漬けあったので良かった。また雪が降っていた。鍵を付けたまま学校に行ってしまった。返してもらえた。有難うございます。

今日の授業は大体テスト返却だった。しかし、体育だけテストだった。テスト明けなのにテストだった。結果は九秒五五。平均タイム+二秒。かなり遅かった残念です。

返却では国語、化学、英語表現が返ってきた。予想より点数が高くてびっくりした。

今日の部活も寒かった。雪がきれいだった。中学生が遊んで笑っていた。私も遊んだ。北海道に来て六年。まだ雪が楽しいです。今年の冬はスキーに行きますが、ケガはしたくないです。

今回は寮生日誌を書くのを忘れていた。何て日だ。でも、あと少しで家に帰れる。今回の冬こそは絶対にこけない。(1212日)

 

昨日から冬休みで、自分の部屋員も二人、帰省してしまった。

今日は七時十五分に点呼を受け。朝食を食べてから部屋に戻って、二度寝をしたら九時四十分まで寝てしまった。僕はそれから十一時二十分から三コマ目の講習を受けたが、同じラグビー部で四コマ目(午後から)の講習を取ったH君は十二時二十分(!)に起きて「ベリーグッドモーニング」と言っていた。意味が分からない。

もう午後だから、「グッドアフタヌーン」ではないか…でもその時間に起きたなら、「グッドモーニング(おはよう)」なのだろうか?とどうでもいい事を考えていた。

 冬期講習で寮に残った猛者達は皆自分の講習の時間以外は寮で暇を持て余している。雪があるから外出も気が引ける。寮にいてもすることがない…だが自分はこの生活を気に入っている。寮にいるからそんなに生活リズムが崩れることもなく、勉強も義務で課せられて勉強しなければならない。家に居たらこうはできない。

生活リズムも崩れず、ある程度勉強もしなければいけないが、講習は自分が受ける時間以外は寮にいて良いのだ。大学生の生活みたいで自分はかなり満足していて、新鮮な気分である。自分の選んだ、興味のある科目だけを勉強していれば良いなんて、何て開放的だろうか。このような生活も、たまにならいい。(1216日)

 

今日は、センター試験本番レベル模試。全国統一高校生テストを受けた。撃沈された。国数英がボロボロだった。特に数学がとてつもなく難しかった。

このレベルのテストを来年は解いて当たり前のレベルにしなければいけないと考えるとゾッとします。二次試験がこれより難しくなると考えると、恐ろしいです。

この冬休みは勉強漬けだなと思いました。しっかりとこの冬に自分に足りていない基礎的な部分をやって、来年の一月の模試に臨もうと思います。
来年は後悔しない一年間にしたいです。(1216日)

2018年12月17日月曜日

12月13日(木) 高三寮生と職員の記念写真

 

 
高三寮生のK君とS君を交え、その日いた職員と記念撮影。

 
こういう場面が冬休み明けから増えてくると思います。
 
高三生、頑張れ!

2018年12月16日日曜日

12月15日(土) 新高一寮 寮生日誌


 十二月十五日(土) C自習室
 

    今日で学校の授業は終わり、冬休みに入ることになる。

 新入生の3分の2くらいの寮生は帰省し、大部屋もすっかり静かになった。
 
 僕は実をいうと、帰省したかった。しかし部活が一週間あり、冬期講習もあるのであれば残ろうと思った。この期間に冬休みの宿題をある程度終わらせようと思っていたが、冬期講習を数学、化学、英語と三教科受講したため、義務自習中は予習に追われ、宿題どころではなくなった。
 
 ちなみに今日は午前中に授業もあり、午後には部活。今日のメニューはトレーニングで雪の中のランニングで普通の地面のランよりとてもきつかった。そして練習が終わっても自主練をした。
 
 自分はまだまだ課題があるので地道にコツコツ克服していきたい。

 
 明日からは冬期講習。
 
 気合を入れて一週間全力で頑張りたい。その後やっと帰省できたかと思いましたが、十日くらいは通塾があります…。辛い冬休みになりそうですが、頑張るしかないのです。


 
 
十二月十五日(土) D自習室
 

  明日から冬休みが始まる。

自分は冬期講習を受講するので、帰省までの一週間はまだ寮生活を続けることになる。そのため家には二週間ほどしか滞在することができない。これはとても悲しいことだ。

冬期講習を受講しない寮生はもうほとんど帰省した。

かぁ~、うらやましいじゃないか!

ということで今回は我がD自習室の義務自習時の実態を報告したいと思います。

自分の席は一番右の列の一番後ろだ。

将棋盤で例えるなら飛車側の香車。日本列島に例えるならば千葉県あたりだろうか。そのため観察される人は限られる。あくまでも何某の独断と偏見に基づいた評価、感想なので了承していただきたい。

最初に目に留まったのは新入生のA君。

A君は自習中、いつも周囲をなめまわすように見ている。自分もたまに見られているがあまりいい気分ではない。本当にやめて欲しい。しかしA君はとてもイイ奴なので心の広い自分は許す。

もう一人も新入生だ。B君は自習中たまに寝ているが、基本的に真面目に勉強をしている。部活動ではかなりブイブイ言わせているらしい。文武両道のお手本のような奴…ではないけど、格好良いのだ。

そして最後に内進生の〇〇君。

君は自習中、寝過ぎだぞ!
 
 



 

 

 

2018年12月15日土曜日

12月15日(土) 帰省日の朝

 
おはようございます。
 
帰省日の朝です。
 
昨日、各学年の寮生達は帰省準備に追われていました。
 
明日から冬期講習が始まりますが、今日帰省する寮生は一足早い冬休みです。

 
帰省日の朝、6時30分くらいの様子です。
 
まだ暗い感じですね。

 
中学寮(中一寮)の自習室は電気がついています。
 
早朝から冬休みの課題などに取り組んでいたのでしょうか?

 
5分後の様子です(6時35分くらい)。

 
かなり明けてきましたね。

 
そして6時50分。
 
完全に朝という状態でしょうか。

 
本日ですが…。
 
高一寮は28名。
 
高二寮は47名。
 
高三寮は53名。
 
帰省することになっています。
 
天候の影響による、公共交通機関のトラブルもないことが予想されます。
 
本日(15日)ですが、義務自習を実施致します。
 
冬期講習を受講する寮生にはしっかり勉強をさせてから帰省をさせたいと思います。
 
 

2018年12月14日金曜日

12月14日(金) 一斉集荷の様子

 
明日(15日)は帰省日です。
 
そのため夜は一斉集荷の作業です。

 
まだまだ荷物はありますが…。
 
21時くらいで一斉集荷は終わります。
 
昨日(13日)機関誌(ドミトリー)を寮生に配布しています。
 
必ず帰省時に持ち帰るよう促していますが、保護者の皆様からもひと声いただけると助かります。
 
16日(日)から冬期講習が始まります。
 
そのため明日(15日)は土曜日ですが、義務自習を実施致しますので電話の取り次ぎ時間には御注意ください。
 
 
 


2018年12月3日月曜日

内進高1寮生日誌


◎十一月二日

 後期第一中間が近い。非常に焦っている。本当に時間が足りない。高校になってから量・質共に段違いにレベルが上がり、その上日々の予習・復習や不規則的に課される宿題、そしてその他の仕事(例えばコレ)等々のお陰で前々から計画していたことや頭の中で練り上げていたプランがことごとく無に帰す。“事前に計画的に・・・”などとよく言われるが、それを意識していても覆されることがあり遺憾極まりないのだが、これも高校生活の忙しさ、と割り切って皆毎日過ごしているのだと思う。
 今年ももう終盤である。十一月に入って寒さも一層厳しくなった。今年の正月は平和に迎えられるのだろうか。お汁粉をすすりながら新年のテレビ番組をのんびりと見るという何とも微笑ましい光景を夢見ている。目下勉強に追われ、物思いにふけている暇などないことは重々承知の上だが、それでも葉を落とし終え、丸裸となった木々を見て、時の早さを感じずにはいられない。ついこの前、高校生になったと思った次の瞬間にはもう“今”である。この調子では高校卒業、延いては受験までは三拍子くらいで事足りてしまうのではなかろうか。日々の生活を無駄にせぬよう心掛けていきたい。

 

◎十一月七日

 後期第一中間が終わったと思うと「ああ、もう後期中ごろか・・・」とよく考える(年寄か!)。 中学と違ってヤル気(?)の入り込んだ我々高校生。余裕ぶってやらかす人もいれば、「できない、できない」とか言って結局点数高いヤツもいる。まぁ、そんなことはどうでもいいが・・・ 勉強面以外に視点をおくと、多くの人々は趣味があって、それに気合いを入れているやつが多い。中には気合いがありすぎて危険なヤツもいるが・・・まぁ、やりたいことがあるのは良い事である。 ところで、どうしても考えてしまうのが自身のやりたい事である。正直、将来何をやりたいと言われてもマジメに考えてはいない。「さて、これからどうしようか」と次の事を考えても、あまりにも先のことはほとんど考えることはない。しかし、ただ一日一日終わっていくのを見ているのはイヤである。









 

◎十一月十二日

 高校生になると、悩み事というものが増える。勉強、進路、部活、人間関係。世間的に言われている多感な年ごろをこの寮で過ごす訳だから、その悩み事も多くなると思う。沢山の人が周りにいるのだから、かえって一人の時間というものが際立つ。そういうときにあれこれ考えてしまうのだ。僕も中にあまりつまっていないスカスカな頭でわりと真面目に色んなことを考えるのだ。そして何とか結論を出すのだが、それでも次の日にはその結論が結論に思えなくなり、また一から考え直す。それの繰り返しである。そして、そのうち時間が経てば、そんなに大それたことでもない気がして、いつの間にか悩み事じゃなくなる。または、その前に解決している。しかもこの流れというものは、時に並行して数が多くなることはあっても、絶えることはほとんどない。死ぬその瞬間まであるのだ。なんだか将来というものが少し面倒くさそうに見える。それでも悩み事が全くない人生というのも、それはそれで悲しいし、何だか嫌である。そういえば、最初に「高校生になると・・・」なんて書いたが、大人になったら、それ以上に悩み事は増えるだろう。それは面倒そうだが、そうならないと、それはそれで嫌である。何だか矛盾しているようだが、世の中というものは、きっとそんなものなのだろう。もういいやー。こんなことを考えている場合じゃないな。もう冬である。

 

◎十一月十四日

 ここ数日間でだんだんと肌寒くなってきた。しかしまだ雪が降っていない。昨年の今頃は、もうとっくに雪が降っていたような気がする。もう十一月の中旬だというのに北海道の全地域で雪が観測されていないらしい。これは130年振りのことだという話を聞いた。今年は雪の量も少ないらしく、もしそうなると4年連続雪中運動会中止ということになってしまう。この学年の内進生は、まだ一度も雪中運動会を経験したことのない学年である。今年こそは、今年こそは、今年こそはと思い続けて早くも4年が過ぎてしまった。毎年毎年メンバー決めや予行練習をするが、無意味であった。もう雪中運動会は廃止すべきという声もあるが、6年間で一度くらいはやってみたい気持ちもある。今年こそは念願の雪中運動会が出来ることを願いたい。

 

◎十一月十六日

 日没時刻が早くなって、部活の終わる時刻も早まってしまった。シーズンが終わり、大会がなくなり、モチベーションが少し下がってしまう。勉強も同様に模試や定期試験がないと油断してしまう。しかし、部活も勉強も日々の積み重ねが大切。それは分かっているのだが、なかなかできない。いつも楽な方に逃げてしまう。結局、大会前や試験前に一応は一生懸命やるけど、結果は出ない。その繰り返し。こういうときは、どうすれば良いのだろうか?どうヤル気を出せば良いのだろうか?ヤル気の出し方について、それが本になって売っていても、所詮大人が書いたきれいごと。リアリティがなく、自分に合いそうにない。要するに買う価値がない。しかし、良い本を見つけた。それは毎年発行されていて、必ず表紙に小学七年生の集合写真。中身は「〇月×日」の後に文章が書いてある。日付けは飛び飛びなので、日記ではなさそうだ。また、一人で書いた訳でもなさそうだ。内容は、リアルな成功や失敗例、苦悩や努力などである。何だ、良い参考書が手元にあるじゃないか。

 

◎十一月二十日

 明日の天気予報には雪ダルマが付いていた。今日の部活で十七時から十八時ぐらいまで外にいたが、バットを振っている手がゴム袋をはいていても、かじかんでいた。これから冬本番です。風邪をひかないように気を付けたい。冬休みは楽しみなことがある反面、それまでに乗り越えなければいけない障壁もいくつかある。その大きなものに第二中間テストがある。最近のテストで私は奮っていないが、今回のテストではでは1,2,3位を含めた上位の人が科学の甲子園全道大会のため不在である。そのため普段は絶対にとれない1,2,3位が空いている。今回はいつも以上に頑張っていきたい。それが終われば、少し楽しい予定があって帰省となる。
 地震後、家には一度も帰省していない。小さい頃から親しんできていた物がいくつか無くなったようなので、少し心配だ。そういう色々なことがあった一年だが、また過ぎていき、新しい年がやって来ます。まず今年の残り四十一日を一日一日頑張っていきたいです。

 

◎十一月二十七日

 後期第一中間が終わったばかりだが、次の後期第二中間まであと十一日しかない。我が部屋の平均や部屋順位を見たが、毎回のテストで徐々に合計点がよくなってきており、一回目のテストは最悪だったが、後期第一では六位まで浮上した。前期は俺ともう一人が足を引っ張りまくっていたが、後期からは「自分も上がる側にならなければ」と思って勉強してきた。その結果、今回9科目中、8科目の平均を上げることができた。しかし、部屋の平均は越えたが、自分的にはあまり満足はしなかった。なぜなら、学年の平均を越えたのは、9科目中、4科目だけだったからだ。前の順位よりは少し上に行き、高校になって初めて赤点もなかった。それは確かに嬉しい。でもまだまだだ。僕はまだ上にいけると思っている。この後期第一中間を経て、今までにない感情が湧き出たのがすごく嬉しく思っている。前まで物理は「興味がなく、めんどくさい」と思っていた。しかし、今では物理を楽しいと思い始めた。現国も前期末と比べて後期第一で25点も上がり、「次は20点上げたい」と思うようになった。古典も数学も色んな科目が楽しく感じられるようになってきた。昔の俺ではありえないと思ったが、何と事実だ。次のテストは、前回の後期第1中間の反省を生かし、残りの日数、過去最高得点を取れるよう一生懸命頑張っていきたいと思っている。


 

◎十一月三十日

 今日の朝、グラウンド側の自分たちの部屋の窓から外を見ると、グラウンドが一面雪で覆われていた。あまり積もってはいなかったが、真っ白でとても美しかった。北海道での色々な自然災害の夏が終わり、秋が過ぎ、この雪の景色から「冬になったな」とはっきり感じた。 今日で11月が終わり、明日から12月になるのと同時にテスト週間に入る。前期での悪かった成績を巻き返すためにも、とても大事なテストだ。冬休みが目前だからと言って気を抜かず、結果を残し、良いクリスマス、良い年末、良いお正月を迎えられるようにしたい。 今年一年間は本当に色々なことがあり、たくさんの人に迷惑をかけた。本当に申し訳ないと思っている。でもこれまでのミスから自分は成長して、1日1日を全力で過ごすことができるようになった。もし痛い目にあっていなかったら、今のようなヤル気は起こらなかったと思う。だから、今の気持ちを継続して2019年を過ごそうと思う。