高校三年寮 寮生日誌(7月17、19、21日)


七月十七日(金)

コロナウィルスが一旦はおさまり、緊急事態宣言が解除され、六月三日から学校再開となりました。学校が再開してから約一ヵ月半経過しましたが、またコロナウィルスが首都圏を中心に再繁殖して、罹患者が増加しています。検査方法が改良され、従来よりも早い時間で検査できるようになったようですが、ワクチンなどはまだ開発中で人々が外出などを自粛しない限りウィルスは増え続けることでしょう。
東京では一日三百人を超える患者が出たとか。全国的にも増えていて、我々寮生は新聞やテレビなどで情報を仕入れますが、対策としてマスクを毎日したり、消毒液をこまめに使用するなど対策を怠っていません。また、大学受験が近いこともあり、試験が今後どうなるかなど、少しあやふやというか、わからない年になりそうです。今日は何名かが北海道新聞の取材を受けたという話しを耳にしました。内容は休耕期間中のことなどらしいです。
正直、夜の学習時間だけで勉強時間が足りないと思い、朝六時に起きて勉強をしています。最初はなかなか起きられませんでしたが、最近は自分なりに奮闘していると思います。ただテスト前と違って、起きられる日と、起きられない日があるということです。部屋員も同様に起きられない日が多いようで、部屋員同士で思わず笑って話をしました。僕はテスト前、早朝五時には起床します。しかし、早朝に起きるとなぜか体調が悪くなり、風邪をひいたり、発熱したりするので気を付けて頑張りたいと思います。
最近気になるのは夜、網戸にたくさんの虫がつくことです。その虫が部屋の中にまで侵入するので困っています。そんな時はアースジェットで退治していますが、毎日のことなので少し疲れます。そんなことはいいとして、コロナウィルスの対策をしっかりし、大学受験に向けて頑張っていきたいと思います。


七月十九日(日)

 今日は部活が終わってから超久々に友人と夕食を食べに外出をしました。
 みんな大好きな焼き肉屋で食事をした。
 春休み以来のこと、そして久々の焼き肉ということでテンションもあがり、たくさん食べました。本当に満腹状態になりました。
 また、友達がサイドメニューでチキンナゲットやバターポテト、そしてステーキを注文し、焼き肉屋では想像もつかないものを食べるという珍しい体験ができた。普段は受験のことが頭から離れず、不安やストレスが溜まるばかりだったが、こうした外出、外食は本当に良い気分転換だと思う。
 先日学校で二千二十年度の進学関係資料が配布され、合格体験記などを読んでみたが、現役で合格した人の共通点は勉強時間がゼロという日はない、E判定が出ても最後まで諦めない事、この二点が印象的だった。臨時休校期間中を含めて勉強時間がゼロという日はさすがに今のところないが、日々の勉強時間を少しでも増やしていきたい。また模試では第一志望校を含めてE判定はないが、A、B判定ではないので、まずは八月の全統マーク(河合塾)に向けて頑張りたいです。


七月二十一日(火)

 七月も終わりが近づき、指定校推薦を選ぶ人もピリピリした状況になってきた。
 かくいう私も指定校ではないものの、一般入試よりも早い試験(カトリック試験)を受ける予定である。受験勉強はしないから楽そうだね?とみんなは言うが、それは絶対に違う。私にだって案外時間はないのだ。
 私は志望理由書を今月中には完成させたいと思っている。
 八月にはネット出願も始まり、九月には書類を提出。そして十月が本番となるので一ヵ月というものが極端に短く感じる。
 志望理由書も一発で通ることはまずない。何回も書き直していくことが必要不可欠である。そのため志望理由書の相談は早いうちにするのが常である。指定校を狙う人達は、まず校内選考のための志望理由書を書く。その時、注意をしなければならないのは先生に添削を依頼できなということである。選考する側である先生が、選考される側の学生に口出しができないのは当然のことであり、フェアなやり方だとも思う。校内選考はみんな通って欲しいが、根本的に不安なのが、試験や面接が予定通り実施されるかどうかである…。

 一応、神龍にも願いを言っておこう。
 頼むから全世界からコロナウィルスがなくなってくれ!そしてコロナの影響を受けずに試験とかを受けさせてくれ~!




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