高2寮生日誌より☆(4/26~5/4)☆

  四月二十六日(水)

 マスク着用も任意となり、コロナ禍にも一つ終止符が打たれたわけだが、今度はインフルエンザが流行してしまった。早くもクラスの三分の一が欠席する事態となってしまっている。とりわけ隣のC組は半分が欠席と更に深刻らしい。中一の時も丁度この時季に胃腸炎が流行った。疲れも溜まり免疫が落ちやすい時なのだろう。十分に気を付けたい。

 かのうるさいスピーカーで名前を連呼する車(選挙カー)もいなくなり、静かになった。函館市長が変わったが、大泉ブランドの凄まじさには驚いた。小生も「水曜どうでしょう」を拝見していたが、それが面白かった。いや、見方によれば、移動だけのつまらん旅番組だが、それが良いのである。市長候補者のアンケートで、特技の欄に「どこでもすぐ寝られるところ」とあったが、これでは兄の方が深夜バスの移動に向いているのではないかと思う。一方、函館のこの先は、サイコロでは決められない。この先どんな街になるのか楽しみである。

 まだ何行か余ってしまった(寮生日誌の行)。あとは近頃話題のチャットGPТに任せたいところだが、そういう訳にもいかないので、頑張って埋めよう。

 新聞の俳句の応募欄に「AIを用いた作品は応募できません。」の文言が加わっていた。ニコンのフォトコンテストではAI作成の作品が入選してしまったそうだ(本人はその後辞退)。AIが人間の知能を超える日はゆっくりとやってくるものだと思い込んでいたが、どうもそうとも限らなさそうである。

 

 四月二十六日(水)

 高二になって早くも一ヶ月が経とうとしている。長くて短いようなこのGW前の一ヶ月。僕は部活が色々と忙しかったので、けっこう短く感じた。もう高二か…。高校生活はあっという間に終わりそうで怖い。ボーっとしていたら、すぐに共通テストとか、シャレにならない。自分の「夢」のために日々コツコツと勉強していこう。いずれそれが成功に繋がるだろうから。

そろそろ本格的に大学受験の事を考えていかないといけない。どんな大学なのか? どういう学部があるのか? オープンキャンパスに参加したり、説明会に行ったり、色々出来る事はあるはず。浪人はあまりしたくない。

話は変わるが、寮内でインフルエンザが流行っている。マスクの着用の判断が個人になったので、寮生の大半がマスクを着けていない(僕もそうだが…)。新型コロナではない違うウイルスが流行る。コロナ時代ではあまり考えられなかったことだ。コロナが収まってきた中、こういう事が起こる。身を以て体験した、新しい発見だ。

そういえば、函館市長選は大泉氏が当選した。「函館にも新幹線を通す」となれば、とても楽しみだ。Great things  are  possible. ~ 成し遂げられない事はない ~

 

 五月日(木)

 今日は、久々に学校に行きました。病室に一週間居たので本当に久々でした。出来るだけ早く勉強面で追いつける様にします。

 そして、今日は部活がありませんでした。最近疲れていたので、良かったです。ゴールデンウィークには合宿があるので、頑張ります。パソコンが導入されて、様々な授業が今まで受けてきたものと変わっていて、少し楽しくなっていました。

 インフルエンザは本当につらかったですが、たっぷり寝られたのは良かったです。新しいクラスでの活動とかは今はまだなく、最近、やっと慣れてきた感じがします。外進生とも仲良くなれてきた様な気がします。僕は、役員決めでは書記になったので、頑張ろうと思います。

 

 五月日(木)

 五月ということもあり、かなり皆が高校二年生に慣れてきました。僕は、高校一年から二年に上がって大きく変わったと思った事は、大学受験を見据え始めたということです。去年は、「中学の振り返りの一年で、皆にはまだ時間がある」と言われていました。

しかし、高二になってからの授業では、「ここが出来ないと入試終わりだよ」などと、かなり現実的なことを言われる事も多くなりました。実際、僕たちにはもう多くの時間はありません。高校二年生の時期は「中だるみの時期」とも言われているそうなので、しっかり未来を見据えて勉強しようと思います。

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