高2寮生日誌より(6/23~7/9)

 □ 六月二十三日(火)

 寮生日誌ですが、個人的な話がしたいので、今回も少し脱線します。

 確か、前回この日誌を書いた時はサッカーの高体連の大会一日前で、「得点を取る!!」なんて、意気込んでいました。その次の日の試合では、一点を、人生初の得点を記録しました。とても嬉しかったです。しかし、次戦では有斗高校に大敗し、チームも崩壊しました。

 その後、僕はラグビーを始めました。元々、少し体格も良かったので、FWをやることになりました。FWとは、サッカーなら点を取るポジションですが、ラグビーでもそうではありますが、一番体を使うポジションです。一番、二番、三番、四、五、六で、僕は六番フランカーをやっています。フランカーとは、タックル専門みたいな感じらしいです。

 そして、二週間、スクリューなど色々できる様になってきて、遠征にも同行する事になりました。それと、宿泊先のホテルは民宿みたいな感じで、めっちゃ楽しかったです。

 いよいよ試合当日、月寒のグラウンドに着くと、既に山の手高校がアップをしていました(デビュー戦が北海道ナンバーワンの山の手って)。第一試合の先制トライはラ・サールで、本当に良い形でした。スクラムもモールも良くて。その時まではめっちゃ良かったのですけど、小さなミスから失点を繰り返し、後半も修正できず、一八対三九という結果でした。

 正直、まだラグビーを始めて二週間であり、ルールも理解できていなかったのですけど、めっちゃ悔しい気持ちになって、第二試合で、先輩と無念を晴らそうと思ったら、僕のトイメン(僕は六番なので、向かい合っている相手チームの六番)が、留学生(一九〇センチメートル、一〇〇キログラムover)で、対するオレは、一七二センチメートル、七四キログラムでウエイト差があり過ぎた。

開始早々、僕に入り込んできて、離さずにもう一人来てくれて何とか倒せたのですけど、倒れてきて僕の肩に。そのせいで、脱臼か何かをしていて、とても痛いです。試合は〇対二一だったんですけど、後半は押せており、あと一歩足りなかったです。

全体を通して、「今回、新たな課題や反省点を個人、チームで見付けられて良かった」と思っています。多分、もし今日勝っていたら、もっと地に足が付かず、ふわふわしていたと思うので、気合を入れて花園までの練習に取り組もうと思いました。

 

□ 七月九日(木)

 書くことが思い付かなかったので、宣伝も兼ねてワンゲルの全道大会について書こうと思う。まず、ワンゲルの全道大会とは何かと言うと、「登山技術をはじめ、様々な要素を総合して全国への切符を勝ち取ろう!!」というものだ。

 函館ラ・サールも、なんやかんや全道大会には行けている。が、全道ではボコボコにというのが現状だ。何なら、今日は補欠を含め、六人中四人が出場できなくなり、勝負の土俵に立つ事すらできなかった。

 しかし、本来ならここでもう終わりなのだが、顧問のM先生が各方面にお願いしてくださり、片道十一時間かけて、僕と先輩を連れて行ってくださいました。本当に感謝してもし切れません。

 とまあ、話を戻し、僕らは「大会サポート」としてM先生と共に、今大会のメイン雄阿寒岳・斜里岳両山の頂上を踏みしめてきた。僕らは採点されないという事もあり、純粋に山を楽しむ事ができた。しかも両山とも日本百名山の一つであり、それに相応しい素晴らしい山だった。

 「山がどうして素晴らしいのか?」とか、「山登りの何が楽しいのか?」という疑問があると思う。僕も実際、「何をしているんだろう」と大自然の中、考える事がある。しかし、山頂や各地で垣間見える美しい景色を見ると、「また登りたい」と思ってしまう。見た事のない景色を見ようと足を運び続けると、何だか楽しくなってくる。

 日常の連続で穢れてしまった心身が、非日常の出来事に晴れ晴れとしてくる。そんなのを何度も感じてしまうと、山に登るまでの腰が軽くなってしまうのだ。

 色々と脱線してしまい、本題を見失いかけたが、今日の全道大会はとても楽しかった。全道大会に関わってくださった方々と、色々と無理をしてくださったM先生に深い感謝を!!

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