高校三年寮 寮生日誌(8月25日)

 825日(木)

 今まで「寮トイレ事情」「寮洗面所争奪戦」についてご紹介してまいりました。この「ヒミツの寮トリビアシリーズ(勝手にシリーズ化)」。3回目となる今回は「洗濯物展示会」についてご紹介したく思います。これから入寮を考えている皆さんは、是非寮生活シミュレーター(妄想)の材料に。卒寮された皆様は是非ノスタルジーに浸るキッカケとして頂ければご幸甚に存じます。どうぞよしなに。

 さて、「洗濯物展示会」とはナニモノでしょうか?「洗濯されたカッコイイ服やとぼけた靴下が見世物として展示される会」?ちょっとちがいます。ですが、8割方あっているとも言えます。この会を正確に説明するなら、「洗濯されたけれど所有者不明で行き場を失った(廃棄一歩手前の)衣類の展示会」です。本寮では、洗濯は学年・中高問わずすべてひとまとめに行われます(いつも有難う御座います!)。このため、所有者の特定には「寮生番号タグ」が用いられます。しかし、何らかの理由でこのタグが取れたり汚れたりすると身元が不明となり、寮事務室に回収されます。この回収された衣類が、いつまで経っても誰も申請せずに取り残され溜まっていくと「洗濯物展示会」が開かれます。服が可哀そう。展示される枚数は、上着・下着等々100着を超えます。まるでアパレル店。ここで2つ注意点があります。ひとつは「番号をしっかりつけること」。特に入寮時はお気を付けて。ふたつめに「フリーマーケットではないこと」。稀にフリマと勘違いして、他人の使用済み衣類を持ち帰る輩がいるようです。廃棄から救ったと言えば聞こえはいいのですが・・・。とにかくヤメテ下さい。

このブログの人気の投稿