高校三年寮 寮生日誌(6月9日)

 69日(木)

 自習中、よくガムを噛みます。共感できるという方もいらっしゃると思いますが、何か口が淋しいと感じたときガムは非常に重宝する存在です。胃袋に入って腹を満たしてはくれませんが、暫く噛み続けていればあまり小腹がすくこともないように感じられ、きっとダイエットにも効果テキメンでしょう。本当かどうかは存じ上げませんが。

 ところで、ガムというのは嗜好品、日常生活においてガムはあってもなくても別段問題ない食品でございます。ただ、私にとっては机の近く手の届く範囲に置いておきたいアイテムなのです。実際、私の机下にある棚には大凡四つほどのガムボトルがあります。(予備含む)飽きないようにするため、全て異なる味を取り揃えました。更に、これらのボトルのうち三つは開封済みです。何とも贅沢。

しかし、何事にもやり過ぎには用心せねばなりません。件のガムについても例外ではなく、実は一つだけ懸念があります。それすなわち「顎のエラ」。人伝えに聞いた話なので信憑性についてはやや怪しい所がありますが、なんでも「硬いものを食べ続けると顎の筋肉(咬筋)が鍛えられすぎて“エラ”(下顎角)が張ってしまう」とか。ガムだけでなく、ビーフジャーキーやフランスパン(の皮)が好きな私にとっては少し辛い噂です。ガムを口に入れる時に必ずこの話が脳裏を横切るのがさらに辛い所であります。ただ、18年間食べてきてもさほど変化がない所を見ると、やはり噂に過ぎないのかもしれません。

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