高校二年寮 寮生日誌(6月8日)

 

6月8日(火)

 6月も半ばに差し掛かろうというこの時期、チューター団は活動を続けている。結団してからもう半年。一年生を迎え入れてからおよそ二か月。長かったような短かったような。

 チューター制度は割と有名なのではないでしょうか。私自身も親からその存在を聞かされていました。(というか、父は元チューターでした)実際に私がなってしまうというのは考えていなかったことではありますが、その役割についてはちょっとした説明というかブリーフィングが既にあったので、任命されたときは「おおそうか」「頑張らないと」という風にすぐ頭を切り替えることが出来ました。その後の準備期間も殆ど滞りなく進めることが出来ていたと思います。ただ、いざ四月を迎えて本格的な活動が始まると、それはもう忙しいのなんの。本当に最初のうちは焦りに焦りました。しかし、お互いにだいぶ慣れてきた四月半ばくらいからは、それなりに阿智ついて活動することが出来るようになってきました。勿論、説諭をはじめ色々と大変なことも少なくありませんでしたが。

 チューターという役職をこの身で体験して思うことは、やはり人に伝える、教える、理解してもらうということは難しいのだなということです。まだ見知らぬ人々に対する準備と組織としての行動や決定。初めて会う顔たちへの積極的アプローチ、そして指導。今現在では楽しく辛くもある体験ですが、これは後にきっと良い経験として活きるのではないか。そう私は思う。

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