高校三年寮 寮生日誌(6月23日)


六月二十三日(火)
 

 寮生活が再開してから三週間近く経過しています。

 前期中間テストまで十日を切っているので、計画を立てて勉強をしなければなりません。

 寮生活(集団生活)のメリットとは何なのだろう?といつも考えるのですが、最近思ったのは寮生活は動物の集団生活、例えは悪いかもしれませんが、群れと似ている部分が多いような気がします。例えばテスト前になると皆がヤバいぞという雰囲気になり、危険信号を発します。まるでエダツノカモシカが天敵が来た危険を察知した時に、お尻の白い毛を逆立て、それを数キロ離れた彼らの仲間でもハッキリと確認できるような感じで。

 寮でいつもダラダラして勉強と離れている人も周りの友達の危険信号(焦り)に気付き、勉強を始めるといったように、集団生活は周りの良い雰囲気を受け、努力もできます。

 高三になった今は定期テスト云々ではなく、受験という大きな敵に対し、皆がヤバいぞとお尻の白い毛を逆立てています。コロナの影響で出遅れた部分もありますが、この高三寮の良い雰囲気を受け、自分自身も頑張りたいと思います。周囲に影響を受けやすいということは寮のデメリットにもなりがちですが、高三寮は良い影響の方が大きいと僕は思うので、大きなメリットの一つでもあると思っています。

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