高校一年寮 寮生日誌(6月28日)
6月25日(木)
ここに来てから約二週間が経ちました。入ったばかりの時は固くなっていましたが、最近ではすっかり打ち解けて、ほどよい緊張感を持って過ごせています。僕はてっきり仲良くなるためには二週間は必要であろうと思っていましたが、周りを見ていると三日程度でいちゃつきだしている人がいたので驚きました。寮生活の中で、普段とは違った光景を見る事が多々あります。そして、今までの生活の仕方と異なり、不便なもの第一位は二段ベットの上です。まず、ベットメイクの時に頭を何度も打ちます。想像していた天井の半分ほどの高さしかなく、布団を広げられません。広げようとしてみると頭をぶつけます。イラッとします。朝も大変です。メガネ、漫画等を持って降りなければならなく、寝ぼけているため足を踏み外すなんてことも度々あります。これを読んで単に僕が間抜けなだけだと思う方もいるかもしれませんが、そうかもしれません。他にも大変なことは色々ありますが、何とか三年間頑張っていこうと思います。
6月26日(金)
帰寮して三週間ほど経ちました。帰ってすぐ引越しがあり大変だったし、マスク着用が義務付けられているので、暑苦しいし息苦しいし最悪ですね。しかし、何より喜ばしいことは、部活が再開したことです。部活が始まり体を動かせるようになり、気持ちがスッキリしたし、何より仲間と一緒にサッカーができるという状況が一番楽しいです。部活が再開して一週間函館で1、2を争うくらいの強い高校と試合をしました。結果は負けでしたが、そんなに内容的には悪くなかったと自分では思います。テストが終わったら試合が立て続けにあるので、テスト明けの練習一回目から気を引き締めて頑張りたいです。テストに関しては、高校の勉強をなめていました。ごめんなさい。本当に難しいです。教科も9個に増え、中学の倍、いや三倍くらい質の高い勉強をしなければなりません。僕は眼科か皮膚科の医師になりたいです。そのためには、今のうちから勉強を必死にやります。そして、大学に絶対受かってみせます。