高校三年寮 寮生日誌(6月17日)
六月十七日(水)
今日で新型コロナウィルスの寮内での規制がかなり弱まった。
この二週間という期間、体調不良者の寮生が誰一人として出なかったのは一人一人の緊張感ある行動があったからだと思う。また寮職員の方々の消毒作業、検温、その他にも多くの面で私達をサポートしてくれました。おそらく私が想像する以上に配慮をしていただいたと思うし、今は感謝の気持ちで一杯です。私達はこれからも気を緩めることなく、しっかりと感染予防に努めていかなければなりません。
今日でちょうど帰寮して二週間が経過しました。やっと寮生活にも慣れてきたと思うが、同時に約八ヶ月ほどで寮生活も終わってしまうのかと考えると寂しくもなる。高三の約二ヵ月間を自宅で過ごしてしまったためか、本当にあっという間に卒業の日を迎えそうで怖い。何となくスタートした高校三年生ではあるが、まだ自分自身が最高学年になったという自覚は足りていないのではないかと不安になるし、勉学面ではより不安になる。でも言い訳にするのも意味がないので、このプレッシャーをバネに精一杯努力をして、最後の高校生活を悔いの残らないようにしたい。