高2寮生日誌より☆(12/9)☆

□ 十二月九日(土)

 長く苦しい闘いだった。それも、もう今日で終わり、そして二週間後には、自宅のベッドでぐっすりと眠っているのだろう。

 だが、これから高校三年目へ近づいていき、今回の闘いとは比べものにならぬ程に長く苦しい闘いが始まる。

 いや、闘い自体はこれよりずっと前に始まっていたのだろう。きっと、この世に生まれた瞬間から人は闘い続けている。他人に、社会に、あるいは自分自身に。

 今回の定期試験という闘いで、私は勉強をしようとしない、やらなくても点数を取れるだろうといった。怠惰で傲慢な考えをしていた「自分自身」に少しは勝てたと感じているが、そう感じるのは、私の自己満足による自惚れであるのかもしれない。

 だからこそ、過去の自分に完全に勝利したと、確信できる程に努力をしていかなければならない。これから大学受験を真剣に考えるのであれば、その覚悟で挑まなければならないだろう。

 果たして、自分にそれが出来るのだろうか? きっとこうして思い悩んでいるうちにはそれが出来ず、出来ると自分に言い聞かせ、信じる事で達成する事が出来るのだろう。

 何も捨てる事の出来ない人間は、何も変える事は出来ない。何かを変える事の出来る人間になっていける事を願う。

 

□ 十二月九日(土)

 多分、今年最後の寮生日誌になると思うので、まずは良いお年をっ…。今週は、テスト週間でしたので、寝不足です。今日はたっぷりと寝ようと思います。

 今日は、日本史と英会話のテストでした。日本史は、戦国時代から江戸時代初期までの範囲でした。今回は中々ハードな問題が出題され、解きがいがありました。

僕は昔から歴史好きでしたので、日本史は息抜きの感覚で勉強出来る教科です。何事も「好きな事」と「やらなければならない事」を結び付ける、すなわち、あらゆるものに興味を持ち、意味を見出し、行動する事が出来れば、人生の見方が変わっていくのかなという事を最近考えています…。

今、ラーメンを食べたいので、明日、どこかに食べに行こうかと思います。寝坊したらカップラーメンで…(笑)。

 

□ 十二月九日(土)

 十二月のテストも終わり、残り一週間で冬休みという時期にまで差し掛かってきました。特に十一月から十二月はあっという間で、時分でも驚くほどです。

 気付けば、高校生活は残り一年と二か月位で、ほんとにあっという間です。高校二年生からは、色々な友人が増えて、とても嬉しく思います。

 十二月のテストでは、「以前よりも高二寮生全員の勉強量が多くなっているな」という実感がありました。誰かに負けじと「やってやる」という気持ちが色々な人に伝播して。総じて今までで一番勉強していた印象です。

 これから冬休みに入りますが、より一層、怠けずに生活していきたいです。

 

□ 十二月九日(土)

 この前、北海道大学の経営学部の先生が来てくれて話をしてくれました。自分は経済学部に少し興味があって、話を聴きに行った。

 そこでは、「旭川hareteの経営理論」について教えてもらった。「経済」と「経営」、漢字は一文字しか違わないのに、この二つは全く違うものでした。

 また、大島先生の教え子が来てくれた時には、その人は経済学部出身だったので、大学の事や仕事について話してくれました。

 二年生の終わりになって三年生の進路の事や大学の事を考え出す様になってきた。

 

□ 十二月九日(土)

 また久し振りに掃除当番が回って来た。どうして一か月おきに定期テストがあるのかは、理解に苦しむが、悪い成績は取りなくないし、数学・理科をしっかり出来るようにするのは、とても大切だとも思うので頑張りたい。

 今回のテストが終わるとすぐに冬休みなので、そろそろ冬休みも楽しみになってきた。中学時代の友達や兄に会ったり、いつもと違う環境で勉強するのはとても楽しいので、色々な体験をしてきたいと思う。空いている時間を見付けて、もう一度大学も見に行っておきたい。 

 冬休みの内に、第一志望校をしっかりと決めておきたいので、大学生に話を聴いたりしながら考えていきたい。

 高二の内に英語・数学(ⅠA・ⅡBC)・古典を固めておきたいので、大変だとは思うが、今回の冬休みはいつもの長期休みよりも頑張ろうと思う。冬休み明けの全統共通テスト模試で良い結果を取れる様にしておきたい。

 最近、コーヒーが今までよりも好きになったので、いつも飲まないものも飲んでみたいと思う。 

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