高2寮生日誌より☆(12/19~12/20)☆

 □ 十二月十九日(火)

 昨日、僕は数学の冬期講習を寝坊してサボった。今回はサボった原因である二度寝について話そう。

 単純に二度寝は気持ちいい。朝(点呼時)、先生の放送で強制的に起こされ、目が半開きの状態で食堂に向かい、食事をする。そして、自分の部屋に戻る。

 さあ、僕たち高校生は何を考えだろうか、そう「二度寝」だ。「もうちょっと寝たいなー」、この気持ちにどうしても勝つ事が出来ない。気付いたら、ベッドに入っている。そのまま気付いたら、十時二十分、もうすでに数学の講習の時間だった。時すでに遅し。

 しかし、なぜか罪悪感が無い。むしろ、快感に近いだろうか…。この世界の覇者にでもなったようだ。

 人間とは怖いものだ。平気で罪を犯す。第一にまず、講習代二千円を払ってくれた両親に謝りたい。申し訳ない。

 だが、寝る子は育つ。今回は、質・価値、共に高い睡眠だった。good night.


□ 十二月二十日(水)

 囲碁の大会に出場するため、韓国にテスト前に行って来たが、ソウルに行かなかったため、「韓国の町」と言うものは体験できなかったが、色々な事を感じた。

 一つ目は、どこに行ってもキムチがある。「キムチの無い食事はない」と分からされた。また、お店によってキムチの味も大きく違い、めっちゃ酸っぱいキムチの店もあれば、日本で食べるようなキムチを出している店もある。「キムチを食せなければ、韓国では生き残れない」と思い知らされた。

 二つ目、キャッシュレス化がすごい。現金は一度も使わなかった。約三万ウォン(日本円で約三千五百円)を空港で両替したが、ほとんど使わなかった。いや、使えなかった。空港のコンビニで「バスで食べるお菓子」を買おうとしたが、“No cash”と断られてしまった。また、フードコートでもサービスエリアでもクレジットカードのみでしか支払うことが出来ず、「カードを持っていない事」は「お金を持っていない事」と同じように感じた。

 韓国に行って来た感想は、正直、日本と変わらず、カルチャーショックを感じる事もなく、日本語の看板が韓国語に変わり、町の人が何かよく分からない事を言っているくらいにしか思わなかった。

 大会では色々な国の人と友達になり、言葉が通じなくても対局などの囲碁を通して仲良くなれる事ができ、日本語とモンゴル語が話せるモンゴルの家族や、台湾の団体や、イケメン韓国少年など、日本国内の大会では得られない友達をつくれたので、良かったと思う。

 テスト前から勉強時間を犠牲にしたが、得たものは大きいと思うので、テストの結果が悪いのは仕方がないと考える(言い訳)。

 

□ 十二月二十日(水)

 高二の冬休みというのは、時分だけでなく、周りの人も勉強を真面目に取り組むチャンスです。ここで正しい勉強方法を掴み、始められるかどうかが合否のカギを握っているのではないかと僕は思います。

 しかし、今の時点で、偏差値が志望校に合格出来るレベルではなく、模試の判定もDやEである。そして、「何から勉強したらいいのか?」・「どのように計画を立てればいいのか?」は、僕も含め多くの人が悩んでいる事だと思います。そこで、色々な事を調べたところ、この冬にやれる事が幾つかありました。

 一つ目は、自分だけの自習空間をつくることが出来るという事です。ただ自室という事ではなく、一日中勉強していても居眠りをせず、集中出来ている場所があるという事です。自室(自宅)だと、少しだらけてしまうと、すぐ布団に入りスマホをいじってしまうからです。

 二つ目は、計画の理想化をしない事です。僕も「計画は出来れば良い」と思って立てますが、たいてい思い通りにはいきません。なので、自分がいつもやっている時間と同じだけの時間を目標にしていく事が大切だと思います。

 三つ目は、復習に掛ける時間を甘く見ない事です。人間は一週間で約七十七%の事を忘れます。なので、復習の時間はしっかりと確保する事が必要です。

 これで、冬休みを良いものにしていきたいです!!

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