高2寮生日誌より☆(8/19)☆

 □ 八月十九日(土)

 先程、想像を絶する夢を見ました。過去一の恐怖を感じ、過去最悪の目覚めとともに、今この日誌を書いています。私は夏休みに睡眠時間を満足にとれない日が連続したために、ここ数日、午後の授業は全て睡魔と戦っていました。

 しかし、明日は河合塾の全統模試。「夏休み中の生活リズムが悪かったために結果が出なかった」と投げられるものでもありませんでした。

 そのため、今、夜の睡眠時間を引き延ばそうと寝ていたら、事件は起こったのです。「恐怖を感じた」というのは恐ろしい何かが襲ってきたという訳ではなく、現実的であり、夢の中を抜け出しても、随時思い出してしまうようなものでした。

 また、とても良い気分になっていて、それはもう現実であって欲しいかのような夢だったのに、急転直下で悪夢へと変貌しました。過去に私は大きいナイフとフォークを持ち、私の事を怪物が追い掛けてくるというファンタジーな内容の悪夢を見ました。

 しかし、今回はそれよりも現実的であり、今後も随時思い出してしまうだろうという憶測から、過去最悪と言えます。

 こんな事になるのなら、夏休み中はしっかり睡眠をとり、生活リズムを崩さないべきでした。明日の模試にこの夢が悪い影響を及ぼさない事を願うばかりです。

 

□ 八月十九日(土)

 夏休みの間で生活リズムが崩れてしまい、もう学校も始まってしまって、授業中に眠くなってしまうなど、生活リズムを取り戻すのが大変だ。

 もう一週間後には実力テストもあるので、しっかり勉強しなければならない。部活動も再開して、夏休み中はほとんど運動をしなかったから体力が落ちてしまい、戻すのが大変だ。

 今日は寮のラウンジのテレビで友人と「本当にあった怖い話」を観ていて、かなり怖かったので、涼むことができた。

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