高二寮生日誌(1月13日)

1月13日

徴兵制は許されるのか。今、ロシア国内ではウクライナ出兵のために兵隊の数を増やす政策がとられている。徴兵により嫌でも戦地へ行かなければならないロシア国民が多勢いる。
そこで僕は思った。徴兵制は正当な政府の権利なのだろうか。共産主義は分からないが、少なくとも民主主義の場合には、選挙というものがある。自分達の中から代表者を選出し、政府の政治を担ってもらうのだから、そこには私達の同意があるハズである。

しかしながら、私達には何にも侵害されることのない不可譲の権利である、私有財産権や生存権等を持っている。徴兵制は、まさに生存権を侵害である、というのが私の立場だ。なぜならば、徴兵により戦地で戦わせることを強制することは、明らかにその人の命を危険に晒す行為だからである。又、私達は選挙によって為政者を制限する権利も同様に与えられるハズであるが、今のロシアの様に、その権利すら与えられない状況は、まさに、おかしいことだと思う。私はそんな現状が早く改善されることを切に願っている。


1月13日

本日で共通テスト1年前である。塾の先生に「死ぬ程行きたいと思える大学を見つけろ」と言われてこの半年を過ごしてきた。「行きたい大学」は見つけたが、死ぬ程行きたい理由は見つからない。そんな中途半端な気持ちで大丈夫だろうか?

この後の人生40年以上、確実に影響を与えてくるであろう出身大学という肩書きは中々にプレッシャーを与えてくる。僕は医学部志望な訳だが、やはりそこにも確実に箔はある。ただ医者になるだけでは物足りない。

まあ、ともあれ、受験生である前に高校生でもある。「受験」ということをネタに友人と語り合うことはたくさんある。この日々をいつまでもなくしたくないと日々感じる。

その語りの中に気づかされることは多くあるのだが、一つ取り上げたいことがある。受験生なりたてほやほやの未熟者が記すが故、何分説得力に欠くが、 受験で最も難しいことは「自分を信じる」ことだと思う。いくら偏差値を上げて、良い判定を取っても、最後まで何が起こるか分からない。保証してくれるものは何もない中で、どれだけ自分が自分を信じてやれるか。そこに根拠はないけど、それでいいのではないだろうか。多分、この先の人生の縮図が「受験」というものに大きく反映されているように思う。

最後に
「自分を信じれないやつに、努力する価値はない」 NARUTO マイト・ガイより

僕は大学に現役で行ける気しかしていません。


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