高校一年 寮生日誌

 12月10日(火)

 寮生日誌を書く時が来た。この時をめちゃくちゃ楽しみにしていた。なぜかというと、最近E自習室にあった「ラ・サールドミトリィ」という寮機関紙に載っていた「寮生日誌抜粋」を読んで元気をもらったからである。そこには、この寮で生活していた先輩たちが、その時に思っていたことを書かれており、特に今の自分の学年である高一が書いた寮生日誌を読んでいると、「自分や周りの友達が考えていることと似ているな」と思った。それは、今の高二高三の先輩たちが過去の高二高三が書いた寮生日誌を読んだとき、同じことを感じるのだろうとも思った。高二高三だった先輩たちが、11月ごろに書いた寮生日誌には、勉強のことや将来のこと、残り僅かな寮生活のこと、そして学校であった最後のクラス旅行のことなど、色々なことが書かれていた。多くの先輩たちが、この学校で過ごしてきたことを振り返り、将来のことについて考えるようになっていた。こんな時期が僕はあと一年もしないうちに来るのかと思うと、勉強や部活など色々なことが不安になってしまう。でも、ここで過ごしてきた先輩たちの中には、寮生日誌に自分が決めたことを書いて心機一転しようとしている人もいた。僕は夏休み明けから勉強に身が入らないことがよくあり、やることもたまっていて焦っていたが、この日誌を読んで僕も寮生日誌を書くのは心機一転のチャンスである。だから、僕は夏休み遊んでばかりで終わってしまったが、冬休みは疲れを取りつつ、勉強も頑張ろうと思った。事務室にある共通テストのカウントダウンは「残り39日」。僕はまだ2年先のことが、2年はあっという間に過ぎてしまうだろう。だから、勉強も高校生活も今のうちに一生懸命頑張りたい。

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