高校一年 寮生日誌

 12月10日(火)

 先々週ごろから、関東出身の僕にとっては耐え難い寒さが続き、いつからか雪が降り始め、固まり、僕を転ばせる始末。雪が降り始めると、皆よってたかって「雪だ!」「やったー」だのと叫びますが、時間が経てばただただ人を転ばせるための氷魂となるだけ。本当にうっとうしい存在です。ラグビー部を筆頭にとする屋外での活動を主とする部活は本当に今の季節大変なのだろうかと思うことがよくあります。また、寮内では夏期、クーラーがなく灼熱の中、持参した扇風機で何とか生きながらえていたため、冬は扇風機に変わるような媒体がなく、どうなってしまうのかと心配ではありました。しかし、以外にも寮内は暖かく保たれている。なぜだろうと思索すると、部屋の隅には旧式のストーブが鎮座していました。金属製のため、熱伝導の関係からも、降れたら火傷するのかと思いつつも好奇心に負けて触れてみると、以外にも心地良い温度。そして、その日を期に、僕の定位置はそれの真横になりました。

 話は変わりますが、冬休みの長さと冬休みの課題の多さの比率がおかしいのです。夏休みの半分ほどしかない長期休みに、夏休みと同等の量の課題をやって来いというのですから、本当に学校の先生への怒りと同時に、課題の多さに対する精神的苦痛で泣きそうです。冬休みには、冬「休み」と書いてあるのに休ませる気がないのでしょうか?大学受験に向けて勉強はしなくてはいけないことはもちろん承知しています。しかし、それでももう少し安らぎの時間を頂くことはできないのでしょうか。僕はこの「嘆き」が先生方に届くことを心から願っております。

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