高校一年 寮生日誌

 12月19日(木)

 冬期講習が始まりました。講習は6日間の日程で今日はその初日です。僕は夏期講習を取らなかったので、初めての講習です。1コマ70分で僕がとった3コマ目は12時30分までと、いつもより長く、とてもお腹が空きました。昼食をとった後の4コマ目は14時20分まで。帰ったらちょうどおやつの時間です。といっても今手持ちがないので、おやつにはなりません。昼寝しています。冬休み期間も早くに宿題を終わらせて家族とゆっくり正月を過ごしたいと思っています。

 そういえば、ラ・サールに来て家族と離れて生活するようになってから、僕の小さいころの先生の言葉を思い出しました。「当たり前こそ幸せ」小さいころの僕にはこの言葉の意味を理解できませんでした。だって当たり前から一歩上がるから幸せなんだと思っていました。でも実際は少し違いました。当たり前から一歩下がってみると、当たり前が幸せに思えるのです。もちろん前者も一理あると思っています。ですが、僕は後者、先生の言葉の意味である幸せが本当の幸せなのではないかと思います。僕らは毎日不自由なく生きています。それが当たり前なのですが、ケガをしたり、こうして寮に来て家族と離れて生活したりすると、出来て当たり前だったことが出来なくなり、いて当然だった人がいなくなります。すると、ケガをしていない健康なこと、生まれてからいつもそばにいる家族の存在がとても幸せなことだと分かるのです。僕はラ・サールに来て家族と離れて生活するようになってから、この先生が言っていた言葉の意味に気付くことが出来ました。冬休み帰って、母の実家に行き、祖父母やいとこ、叔父叔母に会うので、その時間も大切に過ごそうと思います。夏休み中学の友達に会いに行ったときにも、「何か変わった?」と言われたことを覚えています。ラ・サールに来て僕はとても変わったと思うし、これからも変わっていくと思うので、それを良い方向に向けられるようにしていきたいと思います。「当たり前こそ幸せ!」

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