高校一年寮 寮生日誌(4月2日、3日)
四月二日(日)
今、高校生になって初めて寮生日誌を書いています。
もう高校生になったということで新入寮生も加わり、これから始まる高校生活への期待がわくとともに、教科数が大幅に増える勉強面では不安で一杯です。
中学の時は中間テストでは五教科、期末テストでは十教科こなせばよかったですが、これからは中間テストで十教科になると考えると、これまで以上に努力していかなければならないため、想像をしただけでも嫌になります。
また、部活も週に六回あるので、文武両道を崩さないようにしていくとなると先が思いやられます。
でも高校生になったからといって嫌なことばかりではありません。
例えば寮のことだと調理室が使用できるので、夜食を食べたり、四人部屋で生活をすることができたりします。学校でも売店や自動販売機を利用できるので、中学の時よりも自由度がある生活ができるのは楽しみでならない。
このように寮でも学校でも良い点や欠点もあるように感じますが、そういう細かいことを気にしていては精神的に疲れてしまうので、日々淡々と寮、学校生活をおくることができるよう、まずは夏休みまで過ごしていきたいです。
四月三日(月)
昨日は入寮式、今日は入学式、明日は始業式とあわただしいスケジュールのなか、高校生としての生活が始まった。
個人としては高校一年生になったという自覚は一切なく、未だに自分が中二、中三であるかのような感覚が出てしまう。
四月になり、いきなり今日から高校生だぞと言われても困惑する。
それにまだ授業が始まっていないが、授業が始まると高校生としての自覚が出てくるのかと考えています。三月上旬以来、久々の寮生活を送り始めた訳だが、自宅にいる時との差が大きすぎてなかなか思うようにならないことが多い。
特に睡眠時間に関しては、家にいる間では就寝時間なのに、寮ではまだ学習時間であったり、なかなか身体が慣れてくれない(こればかりは自分が完全に悪いと思います)。
とまぁ~、思うところはいろいろありますが、とりあえず高校生活を頑張っていきたいと思います。
あとまだ新入生とは一人ともまだ話していないことに少し危機感を覚えています。
新入生、緊張しているんだろうなぁ~…。