高校二年寮 寮生日誌(6月10、11日)

六月十日(月)

 高校生になって二回目のゴールデンウィークが終わり、新しいクラスにもかなり慣れてきました。高二になってから新入生、内進生がクラスで一緒になるので、今まで関わることがなかった人とも話すようになった。たくさんの人と仲良くなり、いろいろな刺激を受けていきたいと思います。

 新学期が始まり、約二カ月が経過しましたが、クラスの仲は深まっています。特に体育の授業では新入生も内進生も差を感じずに真剣に、本気で取り組んでいるので楽しく、笑いが絶えない時間を過ごしています。ただ、高二なり、文系と理系にクラスが分かれ、昨年まで同じクラスだった人の半分近くが違うクラスになったので、そういう人とは話をする機会が減ってしまいました。でも休み時間などに話したり、時々コミュニケーションをとって疎遠にならないようにしようと思います。

 やはり寮で生活をする以上、人との繋がりを大事にして生活するのが一番だと思います。勉強面では科目数が僕の場合は減りました。そしてテストの回数も減りました。一回一回のテストでの重みが増し、テストの範囲もひろくなるので、今まで以上に本気で取り組まないといけません。まずはやるべきことをしっかりやり。赤点を一つでも取らずに得意科目を伸ばして、苦手教科をなくし、成績を上げていこうと思います。そのために日々の義務自習からしっかり取り組んでいこうとお思います。



六月十一日(月)

 早くテスト週間が終わらないものかと楽しみにしている毎日ですが、今回書く寮生日誌も留学前、最後の寮生日誌になりそうです。

 中学の三年間はとにかく部活漬けの三年間だったのは明らかでした。予想よりもハードで、途中から試合に勝つよりも早く引退したいと思うようになりました。今思うと情けない話です。

 高校生になり、心機一転頑張ろうと大部屋から四人部屋での生活が始まりましたが、下校して帰寮すると部屋には一人。部活で忙しかった中学時代とは全く異なり、今考えても少し辛い思い出ですが、その中にも楽しさや部屋員のみんなとの絆も感じました。そして共に涙をしたこともあったことを忘れていました。やはり運動部に入部するべきだと思い、ワンゲルと陸上に入部。昨年から一年経過し、ワンゲルの地区大会を突破し、来週からは全道大会の期間にはいります。これから学園祭もあるので、留学する前にまだ忙しくなりそうですが、自分なら大丈夫と鼓舞して、一歩一歩踏みしめていきたいと思います。

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