2018年10月1日月曜日

内高1寮生日誌



◎九月七日 C自習室
 今日ついに長く続いた停電が終わりました。そこで僕たちは銭湯へ行ったのですが、花園町は灯りがついていて日吉町だけが仲間外れにされているように感じました。銭湯のテレビを見て、厚真町や日高の被害が函館どころではないことを知りました。停電や断水だけで済んだのは不幸中の幸いと言えます。地震は午前3時頃に起きたそうですが、僕は熟睡していて気付きませんでした。停電により、トイレ、飲み水、歩くことさえも苦労し、現代社会の脆弱さを見た気がしました。やはり電気がなければ、今の生活は成り立たないのだなと思い、より一層エコに暮らそう、という意識が高まりました。最後に、この震災で亡くなられた方のご冥福を祈るとともに通常の生活に戻れたことに感謝しています。





  
◎九月十日 C自習室


 日本から電気がなくなったらどうなるのだろうか?というのも、今回の地震で北海道全域が停電し、寮も2日間ほど電気のない生活を送った訳だが、正直なところ、かなりキツかった。まず一番キツかったのは“トイレ”である。寮のみならず、今やほとんどのトイレが電気で流しているが(たぶん)、それができなくなった途端、一気に不便になった。小便ならまだ良いが大便なんかはバケツで水3杯入れてからじゃないと流れない。当然ウォシュレットなんて以ての外。灯りがない暗さと相俟って、かなり不便な思いをした。また、灯りがないことが、どれだけ不自由かも分かった。18時頃にはもう既に暗くなり始め、20時頃には懐中電灯なしでは何も見えないほどだった。いつも普通に明るい自習室で勉強していた分、受けた驚きも大きかった。本当に何もできなかった。お蔭で夜は何もすることがなく、22時頃から寝る人も少なくなかった気がします。他にも食事の大変さなんかも痛感した。地震が起きてなお寮食堂で寮の食事を作って下さったシダックスの方々には本当に感謝しています。
 日本のみならず、世界の電気への依存度は高い。そのため災害などで電気が止まった際の迅速な対応と、もしものための対策が欠かせない。電気がない中で、どのように生活していけば良いかなど、災害時の対応を考える良い機会となった。これを機に“もしも”のための準備をもう一度確認し、同じようなことがあった場合にも素早く対応できるようにしておきたい。

 

◎九月十日 D自習室

 今日は久し振りの授業でした。今もまだ行方不明者がいるという北海道では先週地震が起きました。私は夜中の震度5弱の地震に気付きましたが、まさかこのような被害になるとは思いませんでした。しかし停電中でコンビニとかも閉まっていて食べ物を得られない状況でしたが、シダックスの方々が我々に普通の食事を出してくれたことに驚きました。私はこの状況で食事を作るのは無理でしょうと思いましたが、朝昼晩の全部の食事を出してくれたこと感謝しています。風呂に入ることはできませんでしたが、水浴びというのをしてくれたり、トイレするのも大変な作業でしたが、皆が協力してくれたお蔭で無事に函館ラ・サール寮はいつもの状態に戻ることができました。しかし、他の地域ではまだ被災しているところもあります。今回の経験で電気の貴重さが分かり、少しでも節電に協力したいと思います。そして、この2日間は、貴重な経験ができたと思います。まだ油断せず、いつ地震が起きてもいいように気を付けながら生活を送ろうと思います。

 

◎九月二十八日 C自習室

 前期が終わった。高校生活が始まり、すでに高1としての生活の半分を終えてしまった。非常に短く感じる。この周期を後5回繰り返すと僕らはもう卒業しなければならない。僕らの代からポートフォリオというのが始まるらしい。勉強の成績だけでなく課外活動その他諸々の事が数値化されて評価される。即ち、この3年間の全てが自分の本当の意味での成績となる。さて、ここで今までの半年をポートフォリオを念頭に置いた上で振り返ってみる。部活、模試、大学説明会の参加等々、何もイベントがなくても自分の感じ取った事や思った事を書いても問題ないので、書く内容はあるにはある。だが、その内容と同数、否、それ以上に後悔も多い。ついこの前の前期末テストは典型例だ。テスト週間に入る直前まで部活の試合があり、テストに臨む体勢への切り換えが甘かった。故に惨憺たる結果に終わってしまった。と、こんな事を書いてみて虚しく思う。これは全て言い訳だ。これは自分が勉強しなかったことを棚に上げて言い逃れの出口を探しているに過ぎない。事実は事実。それは揺らがない事だが理由にはならない。こうして何かある度に逃げ道を求め、そんなことをしている自分に腹が立つ。仕舞いには親に全て見透かされ、開いた口が塞がらない始末。本当に情けない。僕らの頭の中では時間がない事は重々理解している筈だ。なのに動けない。これも人の性なのかもしれないが、そこを脱してこそ価値があると思う。手遅れになる前に堅い信念を基に後悔しない日常を歩みたく思う。

◎九月二十九日 C自習室

 明日で九月が終わる。つまり前期が終わった。言い換えると高校1年生の半分が終わってしまった。今はまだ内進だけのクラス編成だが、この半年様々なイベントがあった。学園祭では私のクラスはダンスをし、ちゃっかり優勝。球技大会はソフトボールで決勝トーナメントまで進んだ。この2つの大きなイベントで私のクラスは、より一層団結したに違いない。だが、まだ一年の折り返し地点、まだ半分ある。その半分の中には楽しい(?)イベントがたくさんある(と信じたい)。10月には奥尻、11月には・・・。12月には冬休みなどなど。あと半分ある高1生活を楽しみたい。さて、先日に終わったテストだが、今頃、一喜一憂していることだろう。私たちの年代からテストが変わる。そのために自分のしたことを事細かく書かなくてはいけない。しかも、それが点数化され評価される。ということは、テストだけではなく、他の色々なことにもトライしなくてはならないので、私は後期を何事にも挑戦する半年にしたい。