9月23日(日) 新高一寮 寮生日誌
九月二十三日(日) D自習室
「キーンコーンカーンコーン」。
朝のチャイムが鳴った。
日曜日は自由起床である。そのため朝の点呼もないのでいつもの僕は二度寝をする。
しかし、今日は違った。
朝食時間が終了する三十分前に友達を起こし、食堂へ行った。
そして食事後に少し休憩をし、勉強に取りかかった。
僕は数学が大の苦手である。授業でわからない点はA組、B組で授業をしているH先生に聞きに行っている。
僕はこのテスト期間中、あることに気付いた。
それは寮のありがたみである。
中学生の時は毎日母にお弁当を作ってもらい、朝も早くから学校へ行っていた。早朝から母にも負担をかけ、何かと大変だったと思う。
ただ、寮ではそんなことを気にする必要もなく、学校へ余裕をもって登校ができる。
そして必ず温かいご飯を食べることもでき、朝のホームルームが始まる前にわからない点を先生方に質問することもできるのだ。
入寮してから約五か月間寮生活をしてみて感じたのは、本当に寮は良い点が多いということだ。
そしてもう一つありがたいと思ったのは、学校の先生方がたまに寮に勉強を教えに来てくれることである。義務自習中にわからない点もすぐに解決することができ、本当に良かったし、やる気も出た。
もうテスト二日前でみんな気が張っている。
みんなの勉強量と比較しても今回のテストで僕は平均点が上がると思う。だから負けないようにけっぱるので応援よろしく!
最後は「西郷どん」のようにチェスト!気張れ!