内進高一寮 寮生日誌 一月十八日、十九日


一月十八日(木) A自習室

 

 今日は進研模試がありました。やはり模試で点が取れないと話になりません。二年後に控えたセンター試験に向けても頑張らなくてはなりません。

 模試は中一の頃から何回も受けましたが、定期テストより試験時間が長いです。そのため体力も必要になってきます。

 今は国、数、英の三教科ですが、一年後の高二の模試では理、社も加わり、本格的になってきます。僕はこれといった希望や行きたい大学は現在のところはなく、どこかの大学には行きたいと思っている程度なので、まずは総合A一を目安に頑張りたいと思います。

 二月に高二寮の部屋へ移動しますが、部屋割りの方はだいたいの部屋は継続するようです。しかし、割れる部屋も少なからずあるようです。現在の部屋はなかなか綺麗になりませんでしたが、とても楽しい部屋でした。自然に人も集まり、賑やかな部屋でもありました。今年度はとにかく部屋を綺麗に保ち続けたいです。ただ少し度が過ぎて深夜にうるさくなり指導もされたこともありますが、無言でぎくしゃくしながら生活するよりは全然いけている部屋だと思います。

 

一月十九日(金) D自習室

 

 帰寮してから早十日。僕らの闘いが幕を開けてから十日しか過ぎていないということだ。
 
 四年も寮にいると、無限ループの世界を生き続けている感覚さえしてきます。周りの環境は流動的に移ろい変化しているはずなのに、自分は果たして同じように変わっているのか、それとも何も変わらないのか、はたまた自分の感情や感性に枠ができてしまい、その中で与えられたものをこなすだけの人畜に成り下がったのかは不明だが、この生活だけでなく、全てにいえることがある。

 それは、「始まりがあるということは終わりがある」ということ。

 どこかで聞いたフレーズだが、今はそれを一筋の光として、ただ地を這うようにしてでも必ず進んでいきたい。

二〇二〇年をリアルに充実させるために。

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