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高校一年 寮生日誌

  5月 30 日(木)  家が近いことを利用してこの前の土日で家に帰った。目的は前から行きたいと思っていた知り合いのアーティストが開催する小さなイベントに参加するためだ。その中の「事前に好きな楽器で曲を練習して、本番みんなで合奏する」という企画に興味を持った。(ギターを持ち帰るのはかなり大変だった)当日、目的地に着くとすでに準備をしている人たちがいて、とても素敵な広場があった。招待してくれたアーティストの方や長いこと会っていなかった人にたくさん会うことが出来、一緒に演奏をして心が満たされていくのを感じた。「また一緒に演奏しよう」「ギター持って遊びに来てね」という言葉で、思った以上に僕は居場所があって大切にされていることを実感した。そのイベントにはいくつか道南やその他の店が出ていて、家の店も出店した。(手伝わされた)ギターを弾いていると、他の店の音楽好きな人々が話しかけてくれて、今度底に遊びに行こうと、新たな人のつながりが音楽によって出来ていきとても嬉しかった。僕もバンドのメンバーと一緒にもっと上達し、人前で堂々と演奏できるほど上手になろうと思った。

高校一年 寮生日誌

  5月22日(水)  時の流れは妙におかしなもので、入寮からまもなく2カ月が経とうとしています。  さて、最近の寮生活を振り返ってみると、チェック制度が始まってみんなで土曜自習阻止のために身の回りの整理整頓に取り組んでいます。また、これを書いている現在までは、今月は誰も病室に誰も入っておらず、健康管理にも努めています。勉強の方では、義務自習の時に数学の I 先生が定期的に補講をしてくださり、みんな分からない問題を教えてもらって、積極的に勉強をしているように思います。あと2週間ほどで速歩、3週間ほどで前期中間テストと、大変なことがすぐ近くまで迫ってきています。毎日の積み重ねを大切に、速歩でもテストでも良い結果を残せるように頑張りたいと思います。  最後に、先日から来ている教育実習生の方の話をしたいと思います。同じ4階のすぐ近くに部屋があるためみんなで話をしたり、トランプで遊んだりしました。もっと話を聞いて勉強の参考になることを教わりたいと思います。

高校一年 寮生日誌

  5月11日(土)  今日は僕が思う小さな幸せというものについて話そうと思います。まず、僕が思う小さな幸せというのは、普段の当たり前だと思っていることがいざ無くなると、すごい悲しく思うようになることだと思います。普段から当たり前のように一緒に外に出かける、そういった当たり前のように一緒に過ごしていることって実は全然当たり前ではなく、むしろそういう関係に慣れていることって奇跡だと思います。だから、皆にもそういう小さな幸せというものに目を向けて一日一日を過ごしていくと、もっと楽しく一日が充実すると思います。なぜ僕がこのような考え方を持ったかというと、中三の時に一時期人間関係でトラブルを起こしてしまい、今はめちゃくちゃ仲いいですが、その時関係が悪くなった友達がいて、その時にこの小さな幸せというものに気付きました。今は良い友達に恵まれて、すごく毎日が楽しいです。これからもこの楽しい毎日が続いていってほしいです。

高校一年 寮生日誌

  5月9日(木)  我々は前回の戸井の次なる目的地である南茅部に行くことにした。しかしいくら募集をしても、私を含めて2人しか集まらなかったので心もとないが、2人で行くことにした。朝8時頃に寮を出発し、旭岡の方へ向かっていく。トラピスチヌ修道院の看板が目に入ったが、今回はスルーした。函館南茅部線に入り、少し歩くと亀尾町という集落が見えてきた。もちろんコンビニなどという都会的なものは一切なかったが、それでも商店などがあり、人の営みを感じられた。ここで道が分岐しており、まっすぐ行くと南茅部、右に曲がると蛾曽眉野というバス路線すら廃止にされた集落に辿り着く。(ちなみに後日しっかり行ってきました)もちろんまっすぐ進むと紅葉山町というところに出た。ちなみにここは民家すらなく廃屋がちらほらとあるくらいで、今にも熊が出てきそうでとてもひやひやした。しかし、なぜか放置されていた旧函館市営バスのボロボロの車両を拝むことが出来たので満足だった。その後紅葉山を3時間くらい歩いた先に新川汲トンネルというのがあり、2kmの暗闇の中を歩くことになった。そしてトンネルから出た瞬間に南茅部という看板が見えてとても感動した。さらに山を越えたので空気が全く異なるものだったのも我々をその実感へと近づけた。その後支所に行ったりしてバスに乗って帰った。今日もとても楽しかったので、また行きたいと思うが、気になる点が2個ある。道中に酒の缶などのごみが散乱していたこと、そして道路の舗装がガタガタだったことだ。この問題は早急に解決すべきだと私は思う。

高校一年 寮生日誌

  5月7日(火)  早いことに、高校生活が始まって一カ月以上が過ぎ、 GW も終わってしまった。僕は帰省していたので、今日の放課後は荷物整理などでかなり忙しかった。また、今月は新しく単元別テストという単元ごとのテストが英語と数学で行われるので、それに向けて勉強しなければならないと思っている。定期テストは数が減ったが、一回の範囲が増えただけでなく、小テスト等をこなさないといけないため、学習時間もテスト前以外でも計画的に取り入れる必要がある。予定のない日は少しでも勉強を日課にしていきたい。  さて、生活面でも四人部屋にだいぶ慣れてきたこともあり、適当になってしまっていると思うので、週末のミーティング等を使いながら、片付けや掃除をしようと思う。  この勉強と生活を両立させることは中学の時とかなり意識を変えなければいけないだろう。そこに、部活動や学園祭等の行事も行われるので、5・6月中には、気を引き締め直さなければならないと思う。  

高校一年 寮生日誌

  5月 5 日(日)  先週の土曜日から早い人はゴールデンウィークが始まりもう一週間。世間ではゴールデンウィークも終盤というところで、気が落ちている人も多いと思う。もちろんだが、このシーズンになると旅行客も増え、実際に私も札幌へ旅行に行った。ただ、そこで感じたのは年々観光都市と化すハコダテの限界だった。約一カ月前の四月十二日、映画「名探偵コナン100万ドルの五稜星」が公開された。タイトルにもある通り舞台は函館で、そこには様々な函館の街並みが描かれているらしい。(まだ観ていないので何とも言えないが)そうなると、まあ当然ながら聖地化するわけで、そこに行きたいと思う人がどんどんやってくる。そして、このゴールデンウィークが重なってしまい、例年にない大混雑となってしまったのである。おまけに、五稜郭公園や函館公園の桜の見ごろとなる時期も重なり、交通機関も大幅な遅れの発生や渋滞、突発で臨時を出したりと大混乱だった。また、他にも飲食店や商業施設なども有名な所を中心に大行列ができていたり、車の駐車スペースの空きを待つ列で道路がパンクしかけているなどの事態も起こっていた。今の函館は行き先があやふやになっている気がする。というか、観光と生活、どちらも成り立たなくなっていると思う。住みたいまちランキングでは上位なのに、住みやすさランキングでは下位なのもそういうことではないか。少なくとも、この街「ハコダテ」が、観光特化都市「キョート」みたいになっていないのが市民としては救いではあるが。