高校一年 寮生日誌

 

5月9日(木)

 我々は前回の戸井の次なる目的地である南茅部に行くことにした。しかしいくら募集をしても、私を含めて2人しか集まらなかったので心もとないが、2人で行くことにした。朝8時頃に寮を出発し、旭岡の方へ向かっていく。トラピスチヌ修道院の看板が目に入ったが、今回はスルーした。函館南茅部線に入り、少し歩くと亀尾町という集落が見えてきた。もちろんコンビニなどという都会的なものは一切なかったが、それでも商店などがあり、人の営みを感じられた。ここで道が分岐しており、まっすぐ行くと南茅部、右に曲がると蛾曽眉野というバス路線すら廃止にされた集落に辿り着く。(ちなみに後日しっかり行ってきました)もちろんまっすぐ進むと紅葉山町というところに出た。ちなみにここは民家すらなく廃屋がちらほらとあるくらいで、今にも熊が出てきそうでとてもひやひやした。しかし、なぜか放置されていた旧函館市営バスのボロボロの車両を拝むことが出来たので満足だった。その後紅葉山を3時間くらい歩いた先に新川汲トンネルというのがあり、2kmの暗闇の中を歩くことになった。そしてトンネルから出た瞬間に南茅部という看板が見えてとても感動した。さらに山を越えたので空気が全く異なるものだったのも我々をその実感へと近づけた。その後支所に行ったりしてバスに乗って帰った。今日もとても楽しかったので、また行きたいと思うが、気になる点が2個ある。道中に酒の缶などのごみが散乱していたこと、そして道路の舗装がガタガタだったことだ。この問題は早急に解決すべきだと私は思う。

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