高2寮生日誌

◎八月二日  もう少しで夏休みです。楽しみと同時に十日間しかないことへの悲しさも感じています。しかし、こればかりは仕方がないので、我慢して十日間を存分に楽しもうと思います。  話は変わりますが、最近急に暑くなり、扇風機が手放せなくなりました。本当に暑い。まじで暑い。ただ暑いだけならまだしも、海が近いからかジメっとした暑さで本当に最悪です。そして夏ということで僕の嫌いな虫どもがブンブン飛んでいます。網戸をしているので、大きな虫は入ってきませんが、時々というか、ほぼ毎日、網戸をすり抜けて小さい虫たちが部屋に入ってきます。そして部屋の中で僕のスタンドライトが一番明るいので僕のところに寄ってきます。暑い&虫で僕のイライラ度は毎日ギリギリMaxに届くか届かないくらいのところまでいきます。でも僕は虫を殺しません。可哀想だからです。可哀想だからです!だからイライラしながらもそのままにします。暑いのは今はどうにか扇風機でしのいでいます。今日一台壊れましたが・・・。  夏は暑くて虫も多く大変ですが、今年はもう一つの意味で大変です。それは高二の夏、つまり彼女をつk・・・ではなくて学力を上げることです。今、この時期に上げられるかどうかで大学に受かれるかどうかが大きく変わります。また、夏休み明けには多くのテストが待っているので、そこに向けてもしっかり準備していこうと思います。ゲームをしたいですが、できるだけ我慢します。え?家に帰ったらまず何をするかって?そうですねー。まず一番最初にすることはNBA liveですかね。それは何かって?ゲームです笑。

 

◎八月十二日  寮生の大半が各実家に帰省し、寮内は本当に静寂しきっている。だが、そんな寮を意外と過ごしやすいと思っている。例えば、部活が終わって部屋に帰ってくると誰もいないので、疲れ切った身体を静かな空間でゆっくりと休ませることができる。もし帰省組が残っていたら、部屋にもその外にも人がいて騒がしくて休むために寝ることができない。他に、もし僕が帰省していたら、コロナになるリスクがあるということと、超暑い東京を過ごすということだ。これは本当に帰省しなくて良かったと思う。だが、帰省したら良いことは、ゲームができる点と親と美味しい飯が食えるという点だ。ゲームは正直、今最高にやりたいと思っているが、受験のことも考えたら別に良いかなと考える自分もいる。親と美味しい飯を食べるのは本当に惜しい。外食して良い気分になりたかった。大会もなくなったり、日向坂の握手会に行けなかったり、帰省できなかったりと不運が続くので、僕何か悪いことしたかな?と考える事が多々ある。今は我慢します。

 

◎八月十七日  今日は夏休みの最終日で、みんなが帰寮してきた。僕は今回の夏休みは部活があったため帰省しなかった。函館で過ごす夏は、地元よりも涼しくて暮らしやすかった。しかし、部活があったため、とても疲れた。いくら函館とはいえど、三十度近くはあったので、その中で走り回るのはなかなかキツかった。  そして今日たくさんの人が帰ってきた。都市部から来ている生徒も多いのでコロナが出るのではないかと少し心配だ。そしてもう少しで実力テストがあり、その次には期末テストと立て続けにテストがある。高二の夏という大切な時期なので、しっかり勉強して、良い結果を残せるようにしたい。

 

◎八月二十二日  短い夏休みが終わり、学校が再開した。また二週間外出禁止だ。帰って来て改めて思ったが函館は涼しい。夏休み中は毎日三十度を超えていて、地元が嫌になってくる。最近は部活動もなく、運動する機会がなくて困っている。生活習慣病になりそうで怖い。二週間後には前期末試験がある。試験に向けて勉強も始めなければならない。前回の試験は、キャリアハイの成績を残したので、今回はさらに成績を上げるために気合いを入れて、勉強に励みたいと思う。やっと明日から部活動が解禁される。三年生が引退して、上手くやっていけるか心配だが、新キャプテンとしてチームをまとめていければいいなぁと思う。

 

◎八月二十六日  毎日こんなに天気が良いというのに、今日も外出禁止。帰寮したばかりのときは、皆お土産話があるから、退屈せず、それなりに楽しめる。だが、そんなお土産話で耐えられるのも、せいぜい三日。そこから十日間は外出したい欲求に耐えなければならない。「どうせ外にも行けないなら勉強できる良いチャンスじゃん」なんて考える人も多いだろうが、人間というのは不思議なもので、やってもやんなくてもどっちでも良いというふうに選択肢から選べるときは、やらないという方を選ぶのに、やっちゃダメだというふうに縛られると逆にやりたくなってしまうのだ。今回の外出禁止も同じ現象が起こっていて、別に週末ぐらいしか外出しないのに、今の私は毎日どこかに行きたいという気持ちだ。それでも外出禁止という現実は変わらない。何だか勉強する気にもなれない。結局、毎日仮眠にその貴重な時間を使ってしまう。ただ、仮眠が無駄な時間なのかと言われると確かに無駄ではない。目覚めると頭がスッキリしているので、その後の勉強はかなり集中できる。つまり私が言いたいのは、「外出禁止で部活もできないので、普段部活している時間に勉強するべきだが、学校帰りで疲れていて勉強したいという気にはならず、仮眠するものの、その仮眠は決して無駄にはなっておらず、その後の勉強に集中できて良いですね」ということだ。そう、結局外出禁止期間は外出したいという欲望に駆られるものの、勉強はかなり集中して取り組めて良いのだ。だがしかし、早く外出禁止期間は終わってほしい。

 

◎八月二十九日  ようやく今日から外出禁止が解かれた。部活が始まるまで三時間ほど時間があったので、自転車を借りて外出した。ちょうどその時間帯は気温のピークだったのか、三十三度あった。そんなクソ暑い中、何をしようとしていたのかというと、ラケットのガットを張り替えに行きました。実は、前期末の後の週末にバドミントンの大会がある。そのため、他に行くタイミングがなく、行くことになってしまった。  明後日からテスト一週間前なので、勉強もしていこうと思う。という訳で、この一週間はバドミントンの大会と勉強に気を回しながら、暑さやコロナなど体調管理にも気を付けなければいけない。大変なものになると思う。

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