高2寮生日誌より(5/31~6/1)

 □ 五月三十一日(日)

 今日は、僕の人生初の英検でした。手応えは少し微妙ですが、合格していたらとても嬉しいです。その後、初めてポカラダイニング(寮の近くのカレー屋さん)に行きました。今日は初めてのことが沢山だったので、とても楽しかったです。

 それはそうと、もう少ししたら、前期中間テストなので、ちゃんと勉強しなければいけません。今回のテストは数学が少し大変です。三角関数とか、もうとても難しいので、頭の中が「?」でいっぱいになります。古典とかも覚えることがいっぱいあるので大変です。

 でも、その前にある速歩が一番大変かもしれないです。僕は出来るならずっと寝ていたい人間なので、二〇km以上も走らなきゃいけないと考えるだけで、頭が痛くなってきました。どうしよう。

 けれど、テストが終わった後は学園祭なので、嬉しいです。今年の学園祭は中夜祭の後に花火を行うことになりました。結構、久々の開催らしいので楽しみです。帰る時間が遅くなるのは少しイヤですが、皆と思い出を作れると思うと、とても嬉しいです。

 僕たち二年B組は映画を撮ることになりました。僕は出演はしない予定ですが、良い映画ができることを期待して裏方に徹しようと思っています。楽しみです。

 

□ 五月三十一日(日)

 僕は将来、教育に携わりたいと思っています(既に教育事業を行う法人を立ち上げましたが)。中でも、発達支援に興味があります。少子高齢化が著しく進行する函館市でも、ここ十年で発達支援関連の事業所が急増し、百件ほどあります。

決して、発達障害の子どもが増えた訳ではありません。これまで子どもの「欠陥」として認識されていたことが発達の中での「特性」として認められる様になったのです。

僕はGW中に三つの発達支援の事業所にボランティア研修として伺いました。一見、障害があるようには見えない子どもも沢山いました。しかし、職員の方に話を聞くと、その子どもの課題や支援が必要な理由が理解出来ました。

GW明け、中学生と会うと彼らにも支援が必要な場合があると感じました。令和四年に文部科学省は小中学校の通常学級において「学習面又は行動面で著しい困難を示す」とされる児童生徒は八.八%であると発表しました。

つまり、三十五人学級であれば三人。「普通学校だから」と支援を行わないことはできません。発達障害のある子に苦手なことを無理やりやらせるのは、足を骨折している人に無理やり歩かせるのと同じ様なことです。骨折している人は、いくら歩く練習をしていても治療をしなければ歩ける様になりません。

寮生活や学校生活で困難を抱える子どもには指導ではなく、支援が必要です。

 

 六月一日(月)

 明日は地獄の、地獄の速歩です。今年は二〇.八kmの距離を走ります。僕は人生で二〇kmも走ったことが無いので、体力が持つ自信がありません。でも、全力で頑張ろうと思います。歴代のバスケットボール部の先輩方はメダルをもらっています。なので、僕もその伝統を受け継ぎたいと思っています。

 去年は、上位三十名の人が受賞されていましたが、今年は十名も減り、二十名しか受賞されません。その中に僕が入れる確率はとても少ないです。けれど、諦めないで全力で走り続けたら、もしかしたら二十位以内に入れるかもしれません。なので、全力で走り続けます。

 そして、今年のバスケットボール部のキャプテンでもあり、エースでもあるので「恥の無い様に全力で取り組めたらな」と思います。

 あともう少しで前期中間テスト一週間前です。既に準備はしていますが、これからもっと集中していこうと思います。目指せ、自己ベストの順位!!

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