高二寮生日誌(2月23日)
2月17日
遂に高三寮に移り、部屋員が変わりました。高二寮では自分で選んだメンバーということもあり、快適な生活空間で勉強をしたり、休息をとったりすることができました。高三寮では少し毛色が変わり、環境が以前とは大きく異なるものになるとは思いますが、自分の目指すもの、やりたいこと、やらなければならないことは決まっているので、今までの延長として、しっかり努力していきたいです。
また、学年末テストが近づいてきました。今回は範囲が広く、内容も難しいものが多いのが目立ちますが、目先の小さな目標として確実にこなしたいと思います。やりたいことを頑張ることは不可欠なので、最短で受験を終えられよう、気持ちを入れ直して頑張っていきたいです。
2月18日
今日は雪中運動会が無事に開催された。最も盛り上がったのは個人的に綱引きだと思う。クラスにはラグビー部が多く在籍しており、力ではどのクラスにも負けない自信がありました。結果から言うと…“優勝”したのである。
綱を引く時間が二分と、普通の綱引きよりも長いので、後半戦は、腕に力があまり入らない状態で引いていた。だが、日頃の筋力トレーニングの成果から、力を振り絞ることができた。最高の結果になって良かったと思う。しかし、そりリレーでは、エンタメに走り、最下位という結果になった。この雪中運動会でクラスや友達との絆が深まる良い行事だったと思った。テストまでの期間が迫っているので勉強をここから頑張ろうと思います。
2月18日
先日、雪中運動会があった。中学一年生の時以来で本当に久しぶりに行われた。中学生の時とは違った迫力があり、まあまあ楽しかったが、とても疲れた。思えば、今回の雪中運動会は高校生活最後の運動会だった。これから、学園祭だの球技大会だの最終回の行事がたくさん出てくると思う。今まで何度も中止など様々な制限を受けてきた。今年こそは例年通り行えたら良い。学園祭なんかでは、各支部の模擬店も出してほしい。刻々と受験や卒業までの時間が迫っている。ぼけっとしていたらあっという間だ。一日一日大切に過ごしていきたい。
2月19日
久しぶりに寮生日誌を書くが、僕は「なぜ寮生日誌を書く必要があるのか。」という疑問を持った。寮生日誌を寮のホームページに掲載することで保護者側が寮の様子や、寮生が普段何を感じながら生活しているのかを把握できるという点で、メリットがあるようにみえるが、実はこれは全くメリットにならないのだ。寮生の書くこの日誌の大半は綺麗事であり、事実ではない。当然、先生に提出する必要があるので、寮生は普段感じている不満や文句をそのまま書くわけにはいかないのだ(その不満や文句が書けないほど過激であるとも言える)。保護者に寮での自分の生活内容を伝える人は電話でいくらでも伝えるし、伝えない、伝えたくない人は日誌にだって書くわけがないのだ。
しかし、今も続くこの日誌を書いて提出するということは意味のない制度であると言いたいのかと聞かれるとそうではない。社会に出た時、たとえ意味のないことであると感じてもやらなければという状況に出会うと思う。そんな時、この経験が役に立つのだろう。
それに僕の見えない所でこの制度が役に立っているのかもしれない。
だからそう考えて今日も寮生日誌を書いた。
2月19日
テストまで十日間を切りました。高校入試での休み、雪中運動会など一月、二月は様々な行事があり、まともに勉強できていませんでした。そして今回のテストは高二最高のテストで評点をもっとも気にかけるテストでもあるのでしっかり勉強しなければいけません。しかし学年末なので教科数も多く、いつも以上に気合を入れて勉強しなければいけません。また、テストが終わったら、もう春休みになり、ということは高三になるということになります。まだ高三どころか高二という自覚もあまりない状況です。
しかも高三になったら受験まで一年ということではありません。共テが終わったタイミングで一年切っているので高三になったら残り九、十ヶ月なので、それを意識していきたいです。