高校一年寮 寮生日誌(1月19、20日)
一月十九日(水)
帰寮してから十日が経過した。
冬休み中は高校二年生になるまでまだ時間があるなと思っていたが、帰寮すると時間がないことに驚いた。
僕は一年前のこの時期、受験前だというのにろくに勉強もせずゲームやアニメに明け暮れていた。去年の今日、函館ラ・サールの合格発表があり、合格したのを鮮明に覚えている。しかし、僕はこの後に第一志望の受験があり、まだまだやらなければという気持ちもあった。しかし、まともに勉強をしてこなかったツケが回ったのか、第一志望であった高校には不合格だった。僕はよく、第一志望の高校だった話をすると、なんでこんなところにいるのだろう。他に行くところがなかったからなの?と言われる。
でも僕がここ来た理由は二つある。
親から寮生活を勧められたということと、勉強をしないで志望校に行けず、あの時勉強をしていれば高校入試の時のようなイヤな気持ちになりたくないからだ。
一つ目の親の勧めというのは、自宅にいたらゲーム三昧で完全に依存していた可能性があったからだ。二つ目は、寮にいると必然的に義務自習という時間があるので、必ずほぼ毎日一定の勉強時間が確保され、後悔するようなことはないからだと考えたということだ。
いずれにしてももう一年が終わる。
次年度、そして大学受験へ向け、努力していきたいと思います。
一月二十日(木)
今日の夕食は鶏肉に何とも言えないソースがかかっていました。
あのソースは何というソースだったのだろう。とても気になりました。
先日はラーメンにも同じようなソースが入っていたような…。
色が緑色と黒色で見た目は「?」ですが、意外においしかったので、それはそれでよいです。
そういえばトンガ諸島で大規模な噴火が起き、榛かはなれた日本列島にも津波が押し寄せた。これも一体何だったのか気になります。未だ情報があまりないようで、少々不安です。日本に住んでいる我々には大きな影響はないと思いますが、現地がとても心配です。
それよりも何よりもコロナ、何とかならないでしょうか。
一日でも良い方向に向かっていって欲しいですが、この先どうなるのか…。こちらの方が心配な毎日です。