高校一年寮 寮生日誌(8月24、25、26日)

 八月二十四日(火) 

 夏休み。

 自宅に戻って感じたことは親のありがたみだった。ありふれた言葉ではあるが、おそらくそれが一番適切な言葉だと思う。毎回、寮生日誌を書くたびに感じることだが、前回の寮生日誌を書いた時から、いかほど自分自身が成長できたのかということだが、今回はどうだろう。正直、あまり成長ができていないような気がする。だが、その事実に落ち込んでいても仕方がない。模試や前期末テストと次々に新しい試練がやってくる。なのでもう過去のことにはとらわれず、今与えられた課題に取り組んでいく。そうすることで僕が次に寮生日誌を手に取り、筆を走らせる時には胸を張って僕は前回の寮生日誌より多いに成長できたと言えるようになっているかもしれない。そのためには、まずは毎日頑張ることだ。

 

八月二十五日(水) 

 夏休みが終わり、実力テストも終わった。

 久々に部活もあったが、夏休み期間中はまともに運動をしていなかったので、久々に疲れた。休む前より体力が落ちていた。十月には大会もあり、それまでには体力を含めて万全の状態にし、大会に臨みたいと思う。

 そして明日から前期末テスト二週間前になる。前回の結果があまり良くなかったので今回の試験は頑張りたいと思っている。本当、ここ最近、心が落ち着く時間が少なく、朝の寝起きも悪いです。もう少し時間の使い方を工夫したいものです。

 

八月二十六日(木) 

 最近、肌荒れがひどく、とても悲しい。それがストレスからきているのならば、少しはリラックスをしたいと思う。

 夏休みが終わり、いろいろな行事がたくさんある。

 例えばスポーツ大会や前期末テスト、それに宿泊研修。楽しみもあるが、やらなければならないこともあるので、正直辛い点もある。それはさておき、今日は最近感動したことを書きます。

 それは二十二日にあった選手権大会のこと。フットボールパークで函館大谷高校と対戦した。この試合、自分が見たなかでベストスリーに入る試合だったと思う。両チームとも熱い思いがぶつかり合ったいい試合だった。実力でいったらほぼ互角で、どちらが勝っても不思議ない、とても展開が読みにくい試合だった。最初に失点し、とても苦しい展開になったが、後半に先輩のナイスシュートにより、同点。しかし、結果は負けてしまったが、みんなに感動を与えた試合だったと思う。最後まで諦めない姿、これが一番良かったと思う。そして自分がそのコートに立てないことが一番悔しかったのは言うまでもない。

 

 

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