高3寮生日誌
◎四月二日
高三になった。ラ・サールでの生活も残り一年になった。今年一年は今までの五年の中で一番大切な一年になると思うので、日々大切に過ごしていきたいと思う。 昨日、新しい元号が「令和」と発表された。一ヶ月後には平成が終わり、令和の時代が始まる。最近、平成を振り返るテレビ番組が多く、よく目にするが、平成は事件・災害があり、激動の時代だったようだ。自分は半分しか生きていないので、あまり実感がない。新元号が発表された日の午後には名前が「令和」の人がテレビに出演していて、各テレビ局の凄さを思い知った。令和は平和な時代であってほしい。
◎四月七日
部屋が変わって、だいぶ生活パターンが変わった。学校生活においても変化があり(特講など)、かなり困惑している自分がいる。慣れるのが大変である。 高三になって新たな目標をたてることにした。今までは周囲の人々とテストで争ったりすることが多かったのだが、今年は少し考え方を変えることにした。同じ大学に行くわけでもない人と勝負していても仕方がない。そのため、今年からは模試の結果に焦点をあて、同じ大学、学科内での競い合いをすることにした。今のところ、模試の結果も悪くなく、順調ではあるのだが、浪人生が入ってくるので、これからも気を抜くことなく頑張ろうと思う。 また、春休みが終わり、少々だらしなかった生活に終止符を打つことにした。生活リズムをいきなり戻すのは、なかなか困難であるが、何とか頑張りたい。なかなかやらなければいけない事の多い高三生活であるが、めげずに頑張っていきたいと思う。
◎四月八日
高校三年生になり、約一週間が経ちました。高校生活もあと一年を切りました。これまでの小学校からの学校生活はアッという間に過ぎていったように感じられました。時には辛いこともあり、悲しいこともあり、嬉しいこともあり、楽しいこともありました。 自分は今年で十八歳になります。もう十八年も経ったのかと思うと、時間が経つのは本当に早いなと感じます。あと残り卒業するまで約十ヶ月ほどなので、毎日を楽しく過ごせるよう、また、将来の夢を叶えられるよう、頑張って勉強していきたいです。 また、定期テストもあと四回しかありません。嬉しいような悲しいような気持ちですが、一回一回のテストが重要なので、悔いのないよう一生懸命勉強しつつ高得点を取れるようにしたいです。センターまであと二百九十日もないので、今までの知識を使って第一志望の大学に入れるよう一日一日の授業も大切にしていきたいです。残り約十ヶ月、頑張りたいと思います。
◎四月八日
「もう高三になったんだ」という思いが正直なところ強い。春休みが終わって高三としての新しい生活が始まった。そうは言っても高三の時期は短い。クラスも変わって高二の時とは全く違った空気が流れている。休み時間でも関係なく勉強している人が多く、改めて自分も受験生であると痛感させられる。先生方の話も受験を常に意識した内容であったりと昨年とは全く違った生活であるのは言うまでもない。この長いようで短い時間をどのように使っていくかが問われる。休日の過ごし方、放課後の空いた時間も有効に使っていかなければならない。だからと言って、自分を追い込みすぎて燃え尽きてしまわないように注意しなければならない。受験に勝つためには、毎日コツコツやっていく必要があるからだ。自分に足りないものを見つけて、それを補うために時間を有効に使っていきたい。 最後に、今年は何事にも全力で取り組みたい。勉強だけでなく、部活や学校行事など、高校生活に悔いが残らないようにしたい。