高2寮生日誌より☆(2/20)☆
□ 二月二十日(火)
部屋替えをしてからもう今日で二週間だ。かつての部屋とは異なり、新しいメンバーが入った事により、部屋の雰囲気が明るく、爽やかなものになっている。
部屋替え初日に親睦を深めるために行った「冷凍食品パーティー」が良かったのだろうか…。今思えば、今までの部屋(高一寮・高二寮)でも同じ様な事は幾度となく行ってきた。しかし、今回のものはやはり以前とは大きく異なるものだった。最後の部屋替えでようやく何かを得た様な気がする。
今回の部屋替えで最後という事は、私たちがついに高校三年生になるという事だ。まだ進級できるという確証はないが(笑)。
考えてみると、寮生活も三分の二以上を終え、残すところあと一年もない。寮に入りたての二年程前、初めの四月から五月までの一か月がとっても長く感じていた。
今思い返してみると、(その頃の自分が)とっても羨ましい。かつてのチューターが言っていた「今の内に暇を楽しんでおけよ」という言葉の意味が少しずつ分かってきた様な気がした。
そんな出来事ももう二年も前。当時のチューターの先輩はもうすぐ大学一年生。時の流れというものは大変早いものだ。この調子でいくと、私達もあっという間に大学受験を迎えてしまう。
一日一日を大切に悔いの無い様な高校生活を送っていきたい。そのためにまずは目先の学年末テストを全力でやり遂げていきたい。
□ 二月二十日(火)
部屋替えが終わり、新しい部屋、部屋員にも段々と慣れてきました。元の部屋員のS君がいなくなって少し寂しいところもありましたが、K君が来たことで楽しくもあり、充実した毎日を過ごせていると感じます。
また、彼の勉強意欲は素晴らしく、他の部屋員も良い影響を受けている事が感じられ、喜ばしいです。目の前に迫っている学年末テスト、そしてもう一年を切った大学受験に向けて、この部屋一丸となって進んでいきたいです。
話は変わり、私たち二年D組は、先日、クラス旅行で仙台へ行きました。ほぼ生徒自身で計画した旅行は、一部トラブルにも見舞われましたが、時には先生方の手を借りつつ成功に終わった様に思います。
その町や歴史について知る事はもちろん、計画に必要な判断力や時間の割り振り、アポを取る事などについて学べた時点で大変実りのある良い旅行でした。
高三になると、こういった旅行は無く、クラスのメンバーも高二とは多少変わってしまいますが、それでもこの経験を生かしていきたいと思います。
□ 二月二十日(火)
私たちは高三寮に移動し、新しい部屋になりました。新たにK君が入り、移動日の二月十四日(水)の夜、皆でたこ焼き四十個と、フランクフルト、フライドポテトで歓迎パーティーをしました。とても美味しかったです。
K君のお陰で私たちの部屋は、朝の早起きが出来る様になりました。また、K君は勉強への意欲がとてもあり、毎日勉強を頑張っています。私たちも彼に感化されて、勉強へのやる気がみなぎってきています。
しかし、一つ悲しい出来事がありました。私はクラス旅行に行けませんでした。これで私は二年連続で旅行に行けませんでした。
高一の研修旅行(東京)の時には、新型コロナウイルスに感染してしまい、行けませんでした。今年はインフルエンザBに感染しました。それがとても残念でした。
来年は大学受験なので、ウイルスに絶対感染しない様に気を付けます!!