高校二年寮 寮生日誌(8月19日)
八月十九日(月)
今日は夏休み明け初めての登校日だ。
一時間目の集会を除いて通常授業だったが、教室は風通しが悪く、とても暑かったこともあり、いつも以上に疲れたような気がする。
今週末にはすぐに実力テストもある。授業に集中していきたい。
函館は東京よりも涼しいが、十分に暑い、暑さ対策を考えねばとも思った。
今回の夏休みで思ったことは、私達寮生は普段、義務自習という時間があり、学習時間が確保されている。その時間帯は日々勉強をしているのはいうまでもない。寮という環境は勉強をする環境だということが身体に染みついていると思う。その反動なのか、家という環境はリラックスする環境として定着しているような気がしてならない。長期休み中の勉強はとても大切だと思う。寮にいるせいで長期休みに勉強ができないということがないよう、自宅での環境作りも大事なのだということを改めて感じた夏休みだった。
八月十九日(月)
寮に戻り、ややブルーな気分を嘲笑うかのごとく今週の木、金曜日と実力テストがある。
夏休み中に真剣に取り組んだか、取り組んでいないかがはっきりするテストだ。やっていない人もそろそろ努力して欲しい。
さて、受験までだいたい五百日くらいだろうか。この夏は勉強をあまりしなかったものの、とても刺激的な期間だった。オープンキャンパスはもちろん、両親の友人の東大卒の方と夕食を共にした時はとても衝撃を受けた。まず開口一番、「時間がないよ」、「のんびりしすぎ」。まぁ~確かにのんびりしていたのは事実だし、「やらなきゃ」という気持ちがあってもどうしても身体が動かないというか、やる気が起きないというか…。ただ僕はここで変わらなければ、ずっとこのままだと思えるようにもなったし、危機感を持つようにもなった。
今回の実力テストで成果が出なくとも、今後の定期テストや模試で結果を出そうと、心の底から思えるきっかけになった夏休みに感謝したい。
僕にいろいろとアドバイスをくれた全ての人々にも感謝をしたいです。