□ 一月二十三日(火) 今日の学校の時間割は、ELE、EC、倫理国語、世界史、日本史、数学、古典だった。朝から英語二時間。いつまで経っても火曜日の朝は憂鬱だ。二時間目には単語テストもある。 火曜日の倫理国語は演習現代文という授業に変わる。簡単な文章の問題を解いた後、その文章を百字に要約する。 世界史では、冒頭に「ヤマカイさん」というラ・サールの卒業生の話しから始まった。どうやら函館でバレエの公演をしていたらしい。 日本史、数学の授業の記憶は特にない。古典の授業では、冬休み前にベネッセに提出していた志望理由書の返却が行われた。指定校推薦は取る気が無いので、作り込まずに書いた。その割には思いの外、評価が良かった。 放課後には漢字テストがあった。火曜日は英単語テストと漢字テストの二本立て、その後、部活に行った。今日も頑張った。 □ 一月二十五日(木) 今年はもう雪は降らないのかなと思っていたが、最近はちょこちょこ降っていて、冬の北海道らしさを感じる。冬休みで帰省した時にも「雪がないな。本当に冬?」などと、冬を凄く意識していた。この四年間、あと数日で五年間、函館で生活しているため、「冬は雪」というのが植え付けられてしまった。 最近は少し雪が舞っているとはいえ、雪中運動会は出来なさそうとも言われたりしている。雪中運動会は昨年が初めてで、とても珍しい行事であると思うので「是非やりたいな」と思っている。 なんせ雪中運動会が中止の場合は、まさかまさかの平常授業。数少ない行事を日常に変えられてしまう。せめて、今年で最後なんだから高二だけでも体育館でクラス対抗で何かが出来たりしないのかとも思ってしまう。でも来年は受験だから、授業でも良かったりするのかなとも思ったり、思わなかったり。 「今年の四月から本当に三年生?」と、信じられない気持ちがあり、時の流れの早さに驚かされる。まだ一月で高二。来月にはあるか分からない雪中運動会と、確実にあるクラス旅行と、今年度も面白味は残されている。今、この一瞬一瞬を楽しんで「受験生」という現実も受け入れていきたい。 □ 一月二十五日(木) 高三になりかけている。もうすぐ部活引退になってしまう。今、テニススクールに通っていて、とても上手くなっていくのが実感出来る。