高二寮生日誌(8/26)
僕は毎回思う。「あれ、今回の休み、何もしていないじゃん」と。それは、今まで例外なく続いてきた。この夏休みから受験生になれと集会で学年主任に言われた僕達にはキツい。
そして、ふと、このままでは人生設計がどこかへ行ってしまっているのでは…と不安になる。確か、アップル創立者のスティーブ・ジョブズが、昔から今、今から未来へは続いている、みたいな事を言ってきた気がする。
だとしたら、相当マズいことは百も承知である。過去は変わらない。それであれば、今を変えるしかないだろう。
私がモットーのようにしている言葉がある。それはラ・サール会のフィリピンブラザーが言っていた。「今、勉強するのは自分のためではない。これから会う誰かのためなのだ」と。何だかハッとさせられる一言であった。そんな心持ちの人になりたいと思うし、カッコイイとも思う。
平成最後の夏だからといって、女子とワーキャーするのではなく、今年の夏は未来の誰かのために勉強すべきであったのではないだろうか。(8/19)
夏休みが終わり、現実に戻ってきました。
寮に帰ってきて、やはりいろいろな事を考えてしまいます。勉強のこととか勉強のことか…。
大学受験や就職などの未来のことを考えると、不安でたまらなくなります。かといって過去を振り返っても後悔は鬱になるので、今この瞬間だけは幸せだと言えるでしょう。
しかし、未来を見ることも、過去を見ることも人生では必要です。例えば理想とする未来を仮定して、それを達成するために何をしたらいいか逆算しなければならない。受験勉強はこれが必要だと聞きます。
また、過去を振り返ることは、経験則として、同じ過ちを繰り返さないことだと思います。
走馬灯というのは窮地に立ったとき過去の映像が流れてくるというものですが、これは正に、経験から何かを得るためのものです。やはり、受験というのは過去を振り返る、つまり復習と、未来から逆算する、つまり各教科の計画などが大切になってくるのだと思います。
もう二年の折り返しです。そろそろ志望大学を意識しなければなりません。
勉強はやればやるほど不安になりますよね。不思議です。(8/21)
今日は、学校が再開してから初めてのテストが終わり、帰寮してからドタバタしていたのが、ようやく一段落したように感じました。やはり、実力テストは夏休みにどれくらい勉強したかが明確に出るテストでした。自分は夏休みにほとんどしなかったので、テストでも解けない問題ばかりで悔いの残る結果でした。
また、今日は実力テストが終わったと同時に、七月に受けた進研模試の結果も返ってきました。結果を見ると、やはり下がっていました。前回が良かった事もありますが、全体の偏差値が前回より「7」も下がっていました。
この結果はやはり自分の勉強不足もありますが、全国の高校生のレベルが上がっているせいでもあると思います。やはり、高校二年生のこの時期は、中だるみの時期と言われるので、この時期にどのくらい頑張るかで結果は変わってくると思います。ですから、今から「やる気スイッチ」をONにして頑張りたいと思います。
来週は選手権の予選も始まるので、全国に行けるように頑張りたいです。(8/24)