高二寮生日誌


十月三十日


 お久しぶりです。前回日誌を書いてから、早一ヵ月。時の流れがとても早く感じられます。さて、とうとうやってきてしまいました、テスト一週間前。先日、模試があってようやっくその重圧から解放されたかと思いきや、後期第一中間試験が目前へと迫ってきている。これ、なんて地獄?と思いながらテスト勉強に励みたいです。

 また、三週間前にはクラス旅行があり、ニセコまで行ってきました。高校生になってから初めて旅行に行ったので、楽しみで上手く眠れませんでした。一泊二日の旅でニセコグランドホテルというところに泊まりました。その翌日にラフティング体験をしました。予想していたよりとてもハードで、後に筋肉痛になり、水が死ぬほど冷たかったのですが、貴重な体験ができて、有意義な時間を過ごすことができました。今のクラスで、出来たら学校行事以外の事でも素晴らしい思い出を作れたらいいなと思っています。

  
十一月二日

 
 テスト四日前になりました。明日は祝日なので、本当はカラオケやラッピにでも友達と行きたいですが、テストが大変な結果になってしまうので、それは流石に出来ません。明日は終日本気で勉強しようと思います。前々回のテストで全体の半分以下だったのに対し、前回は上位三分の一に入っていたので、この調子で頑張っていこうと思います。

 今日は、一時間目に追悼式がありました。キリスト教くらいにしかない行事で、毎回迎える毎に何か深いものを感じます。人と一生というものは儚く、すぐに終わりを迎えてしまうものだなと思いました。僕は特別長生きしたいとは思いませんが、悔いのない人生にはしたいと思います。
 

十一月八日
 

 今日やっとテストが終わった。本当に大変だった。数学と日本史は手ごたえがあった。古典のテストの範囲がこの頃広いので、前からやっておくべきだと思った。次のテストは一か月後にあるので前もってテストの準備をコツコツ進めておこうと思った。

 今は部活の大会がないオフシーズンである。今の間に勉強に力を入れ、数ⅠAや色々な教科の勉強をしようと思う。

 今週の日曜日に有斗との練習試合がある。有斗は今年の新人戦の函館支部の優勝チームである。今の自分達の実力を知る良いチャンスなので最大限の力を発揮しようと思う。そして、来年の春季大会や高体連に向けて修正し、勝ちたいと思う。

 これから大会のある人は良い結果が残せるように頑張って欲しい。
 

十一月八日
 

テストが終わりました。テスト二週間前からいつもはテスト勉強を始めますが、今回は模試がテスト一週間前にあったので、その日から定期テストの勉強をしました。つまり、一週間しかテスト勉強が出来ませんでした。焦って以前より必死で勉強しました。かえって勉強の効率が上がったと思います。テストが終わると部活動がまた始まります。次の大会は新人戦です。それまで、部活のメニューは、本番で勝てるような良いものを考えていきたいです。しかし、このメニューを考えることが少し大変です。大会まで部活を頑張りたいですが、そんな時も勉強も頑張りたいです。二年生になって前期が終わり、もう後期の一つ目のテストが終わりました。二年生の終わりが近づいています。三年生が始まるのはそれほど遠いことではありません。気を抜いていると、あっという間に受験に近くなってしまいます。そうならないよう今からしっかりと受験を意識して勉強しなければなりません。そのために様々な勉強をします。今は受験というものがどういうものかが、なかなか想像するのが難しいです。でも、大学を実際に見て、大学にいきたくなりました。これからしっかり勉強して、受験するレベルにまで学力を上げていきたいです。そして、大学に合格したいです。頑張ります。
 

十一月九日
 

 昨日で後期第一中間テストが終わりました。今回のテストは前回よりもやる気が出ず、あまりいい手ごたえではありませんでした。今日返って来た教科もあまりよくありませんでした。今回は義務自習時間以外あまり勉強しないで前回よりも勉強不足だったと思います。なので、次回はちゃんと勉強します。また、昨日から部活が再開して、次の新人戦まで一ヵ月もないので、前回の大会の反省を活かして、次は前よりもいい結果が出せるように頑張っていこうと思います。

 また、今日は学校のホームルームの時間に京都大学の先生が来てお話をしてくれて、とても面白く、自分も大学に早く行って自分の好きなことだけを勉強したいなと思いました。そのためには、高校での勉強を頑張ろうと思います。
 

十一月二十九日
 

 時間が経つのが本当に早く感じる。そう思えるのは日々の生活が充実しているからなのだろうか。自分ではとてもそうは思えない。しかし、なんだかんだ長いと思っていた夏休みから冬休みまでの間があっという間に過ぎ去り、気がつけば、冬休みまであと一ヵ月という事がうまく飲み込めていない。こんなに時間が過ぎるのが早いとあまり考えたくない大学受験のことが想起される。気付けば高校生活も半分が終わり、後半戦に入っている。本当に時が過ぎるのは早い。この調子でいくと、直ぐに大学に入って、就職して、社会人として働くことになるのかと思うと、無性に切ない気持ちになる。昔は早く大人になりたいと思った。大人になればいろんなことが自由にできるようになると思ったから。今は大人になりたくないと思う。大人が自由なんかじゃないことを知ってしまったから。ある本には「大人になることはいろいろなことを諦めることだ」と書いてあった。子供のうちは無知が故にいろいろなことを夢想する。でも、成長するにつれて、だんだんと可能性を切り捨てていき、残ったものが人生を最後まで縛り付ける生き方になる。そう考えると、子供っていいなと思う。ずっとこのままでいたい。でも、そんなことができるわけがない。だから僕は、今この時を灰色の青春だとしても楽しみたいと思う。
 

十一月三十日
 

 十一月も残すところ一日という今日この頃。函館の十一月にしては珍しく、二十センチ程積もる雪が降った。そんなこともあって、まあ、とにかく寒い。東京出身の自分としては、この寒さはかなり体に堪える。ただ、ほとんど学校か寮などの屋内にいるので、自宅生より幾分マシであると思う。そういったことを考えると寮生で良かった。何せ、この学校は登校が困難だと思われる天候であっても休校にしない学校であるらしいから、自宅生は大変である。しかし、天候に左右されず快適に通学ができると言っても、寮には携帯もゲームもない。これは、ゲーマーである自分には非常に辛い。なので、長期休みに家に帰ると、それまでできなかった分を取り返してやろうと、ひたすらにゲームをしてしまう。当然、勉強に手を付けなくなるので、成績がダウン。その結果、寮に戻って勉強を頑張り、ストレスが溜まるがゲームは無い。そして、また長期休暇に入る。まさに負のスパイラル。この冬休みこそは、なんとかこのスパイラルから脱出できるように努力したいと思う。部活以外で、ゲームの他に打ち込めるものを探したい。もちろん勉強もせにゃならんですが・・・。

 
一月二十一日
 

 今日は、高校推薦入試のため、部活がオフだった。自分も二年前の今頃は、この函館ラ・サール高校に入るために必死だったんだなぁと思い出し、懐かしく感じてくる。携帯電話を持ち込めないのは嫌だなぁと思っていて、でも義務自習があり、色々な人が全国から集まるこの函館ラ・サール高校寮が良くてここに来た。実際、毎日自習出来て充実しているし、寮生とも朝から晩まで一緒に遊んだり話したり、とても楽しい。携帯がないから自然と話すことが多くなり、どれだけ人とコミュニケーションを取ることが大切で幸せで楽しいことかが良く分かり、同時にどれだけ一人でゲームをするのが面白くないかがよくわかった。この函館ラ・サール高校寮に来て後悔はない。是非、ラ・サールを受ける人たちは合格してラ・サール寮へ来て、いい経験をして欲しい。

 
一月二十三日
 

 冬休みが終わって最初の寮生日誌。模試もひとまず終わり、次のテストまで時間のあるこの時期、自習のモチベーションが保てなくても困っています。指定校を狙う私としては、授業の復習がとても大切で、普段からの勉強がより大切だと思うので、もう少し工夫をしなければならないと思います。最近は、機関誌編集委員会も大詰めで、毎日学校に残って皆で原稿を書いています。また、動く写真部の新しい動画企画の準備も始まり、NPOの活動も自分が代表になってから、やっと活動が本格化してきて、忙しくなってきています。今日は、朝からとても寒く、登校の時につらかったのですが、なぜか外では雨が降っていて、何だか不思議でした。夜になるととても寒くなるらしく、函館でマイナス十度台を体感できるかもしれないと思うと、道央出身の自分としては少し楽しみです。今年度ももう少しで終わり、先輩方がもうすぐ卒業してしまうと思うと、本当に時間が経つのは早いものだなと思います。来年度は高校三年生として最後の一年、勉強と部活を両立させ、充実している一年にしたいと思います。
 

一月二十三日

 もう一月も終わりに近づき、あと一週間ほどで卒業式というところにまで迫っている。今日は天気が荒れていて、複数の警報が出されるにまで至った。今回は珍しく学校側が「放課後は速やかに下校すること」という指示を出したため、いつもは滅多にそんなことはしないだけに、今日の悪天候は余計にすごく思えた。今日は雨が降って地面が雪と水でぐちゃぐちゃになったが、これからは、また雪が大量に降るらしい。ここ二年から三年は、雪が少ないことが原因で雪中運動会が中止になっている。内進の僕達も一、二回しかやってないし、高三の外進に関しては一度もやることなく卒業してしまう。部活で一年前に先輩が残念そうにしていたのを今でも覚えている。確かにせっかく雪国に来たというのに、それが活かされた行事に参加できないというのは非常に残念というか、惜しいことだ。

 今年の雪中運動会がどうなるかは、もはや天に祈るしかない。

 

一月二十四日
 中学時代は同じコートで共にプレーをしていた彼は…。今はもう、同じフィールドにはいない。僕のフィールドのさらに上の場所にいるのだ。

 「科学の甲子園」(予め言っておくが、僕は出場者でもないただの部外者である)。今大会に高二(内進生)で出場したチームは、地区大会から順調にコマを進め、全国大会への切符を勝ち取った。知らせを聞いて、さすがラ・サールのトップ層だと思い感心した。でも、ある意味悲しかった…。全国大会に出場するのにメンバーを複数人追加できた。招集がかかったのは…一人だけだった。本当に悔しかった。本当にこの重圧が嫌で嫌で仕方なかった。今もそうである。メンバーは東京大学や北大医学部をはじめとする超難関大学を志望する不動のトップ層の連中である。よく考えた。中学時代の定期試験、ほとんどこのメンバーがトップを占めていた。このメンバーが上から順に並んでいた。

 そして自分は、ちょうどその下か二つ三つ下だった。なんて悔しいことだろうか。これが本物のトップ層と“ニセトップ層”の乖離だと痛切に感じた。胸に違和感を覚えた。彼らとは、脳の作りが少し違ったのだと思った。記憶力・創造力・論理的思考能力。何においても負けていた。ずっと負けていた自分が馬鹿にしか見えない。中学時代に好きだったスポーツを辞めてまで、高校生活において勉強中心として余裕を持たせてきても結果もついてこない。だから親にも厳しい言葉をかけられるのだ。冒頭に書いた「彼」とは、同じコートで戦った。そして、これまで勉強も共に一生懸命に頑張ってきた大切な友人だ。「彼」は非常に成績優秀で努力家だ。僕も同じフィールドに行けるように頑張る。高三で同じ部屋になる。よろしくお願いします。そして、トップ層の連中は全て追い抜いてやる気持ちを改めて持ち、日々努力していきたいと思う。「負けても終わりではない。やめたら終わりだ。」
 

一月二十五日
 

 冬休みが明けてから約二週間が経ち、生活リズムも冬休み前の様に整ってきて、高三のゼロ学期として勉強に取り組んでいます。とにかく寒いですが、部活もしっかりやってメリハリのある生活を送ろうと思います。

 今日は、東進衛星予備校の英語教師“今井宏先生”が遺愛高校にいらっしゃり、約二時間の貴重な講義を聞くことができました。いつも映像でしかお会いすることのできない大物英語教師の生の授業は面白く、かつ為になる話ばかりで感動しました。特に“英語はただ音読を繰り返すだけでは実生活で使えないので、自らの感情、思いを込めて毎日音読しろ!”という言葉にはとても納得した部分があって、今後の英語学習の中に取り入れていきたいと思います。他にも、センター必勝法など知らないことばかり教えていただいたので、改めて参加して良かったと思いました。感謝しています。

 三月の初めには学年末テストがあるので、今回の講義で学んだことを生かしつつ、高得点を取れるように計画的に勉強しようと思います。

 
一月二十六日

 
 冬休みのことを書こうと思う。私は、十二月の半ば、本校の理事長であるロドリゴ先生に頼んで、先生が施設長をやっていらっしゃる仙台のラ・サールホームに行かせてもらった。

 私は、去年の夏にフィリピンに行った際、ストリートチルドレンの保護施設「クヤセンター」というところを見学させてもらった。その時に、日本では児童福祉がどのようになっているのか興味が湧いた。やはり、知らないよりも知っておいた方が他国の人に向けても、日本国内にあまり知られていないことなども説明できるし、自分の経験として生かせると思った。

 私は、児童養護施設という場所に対して、ほぼ知識のない状態であった。せめて、親と暮らせない子供たちが暮らしている場所くらいに留まっていた。そして、そこにいる子供たちはどちらかというとネガティブな思考であったり、他人に対してあまり社交的でない子が多いと思っていた。やはり、親に捨てられ、なんで他の子と同じような暮らしができないのだろうかという疑問や思いがあるのは当然だと私は考えるし、もしも自分がその様な立場ならそう考えてしまうだろうと思う。

 その様な思いを抱いて、ラ・サールホームに訪れた私がまず驚かされたのは、部屋の作りがマンションやアパートの一室の様で、家庭的であるというイメージを持ったことだ。もっと集団的で、何をするにも団体行動というかなり古臭い思考だったこともあるが、そこで暮らしているのは普通の現代っ子なのだから、当たり前と言えば当たり前なのだ。

 二泊三日で行った私は、夕方から夕食を摂るまでを二日で合計二つの部屋で過ごさせてもらった。最初にお邪魔した部屋は、小学六年生から高三の方がいる所だった。その日は各部屋で夕食を作る日で、作り終わるまで勉強を見て欲しいと先生にお願いされ、小中学生ならということで、喜んでやらせてもらった。その時に、六年生と中一の子と喋る機会があった。その時は、全く普通に「今日学校で何があった」だとか「クリスマスプレゼントは何が良いか」という話をした。ここで私は、前述したネガティブさというものを全く感じなかった。将来の夢の話もした。六年生の子は野球選手、中一の子はゲームプログラマーになりたいと思い思いに語っていたのを今でもその熱を思い出させるほど、彼らからの気力を感じた。

 次の日にお邪魔した別の部屋は、小学校一年生から高校一年生までいる部屋だった。なんとなく予想はしていたが、やはり小学校低学年のパワーは半端ではなかった。そして、よく喋る。あまり自分に注目してもらえる時間が少ないからか、声も大きかったイメージがある。でも、こういう風に普通の生活が出来ているというところが一番私は驚いている。

 何度も普通という言葉を使ってきたが、その言葉通り、日本の基準から言えば低くない水準の生活をしていると思った。ここに書ききれないこともあるが、もう一度行きたいと思える実り豊かな旅であった。
 

一月三十一日
 

 明日、高校三年生が卒業する。センター試験まで一年を切ったこともあり、いよいよ自分達が受験生という自覚が芽生えてきた。入学当初から志望大学が定まらなかった私も、ほとんど固まりつつあり、自分の生活スタイルも、受験生モードに切り替えていかなければならないと感じているところです。

 高校三年生が卒業し、部屋移動がそろそろ行われると思います。新しい部屋員にできるだけ早く慣れ、心を新たに勉強に励みたいと考えています。ただ、すぐ何時間も勉強することができるとは思いません。これから少しずつ学習時間を増やしていき、受験生の生活をスタートしたいと感じています。寮生活もあと一年となりましたが、将来、高校生活を後悔しないように過ごしていきたいです。
 

一月三十一日
 明日はとうとう卒業式です。今日は寮で送別会が行われました。みんな色々な企画を考えていて面白かったです。僕は、ラグビー部で去年十分やったんですが、インフルエンザの流行により一年生がほとんど倒れてしまい、急遽今年もやることになってしまいました。二日前だったので出来れば中止にしてほしかったですが、そういう訳にもいかず、やることになりました。今回は、台本ができたのも直前だったので、前回よりは質は落ちましたが、ウケていたところもあったので良かったです。さすがに三回目となると緊張もしなくなるもんだなと思いました。相変わらずK君はすべっていて面白かったです。今回は、三年生の出し物の漫才がとても面白かったです。受験の途中なのにあんなに面白いものを作れるなんてすごいと思いました。明日は式で寝ないように頑張ります。

 
二月十日

 四年に一度の冬季オリンピック。アイスホッケー、スキージャンプ、アルペン、エアリアル、スロープスタイル、モーグル、スノーボードハーフパイプ、フィギュア、スケルトン、スピードスケート、カーリング、バイアスロン…。選手は勿論、観ている私達も緊張したり興奮したり喜んだり悲しんだりする。まるで小説の主人公に感情移入するかのように、その選手に自分自身を投影するのである。「スポーツは物語だ」と言う根拠の一つはここにあるのかもしれない。

 その一方で、選手と自分を隔てて観ている自分もいる。ミスを犯したときなんかは「やべ、やっちまった。」というより、「何やってんだよ~」と思うだろうし、試合中は「頑張るぞ」ではなく「頑張れ」と思うのも、このことの表れであると考えられる。

 つまり、テレビの前にいるのは、「自分」ただ一人ではなく、「自分」と「自分」、いや「選手」と「自分」なのかもしれない。

 こんな愚劣な考え事をしている間にもうテストが近い。勉強勉強。


 
二月十九日

 
 高三寮になってから最初の寮生日誌だ。今回は随分と早かった気がする。とうとう今年度最後の定期試験である学年末試験が近づいてきた。今日を含めれば一週間と二日であるが、こういう時、気持ちに気合を入れるために良くやることが、テストまでの義務自習のみで考えた時の勉強時間+期間中の放課後+延長での勉強時間を合計したものを出しておくということだ。実は、これをやると日数の割に断然時間がない事を示してくれる。もう一年を切っているセンター試験と大学受験を考えるなら、基礎固めはパパっと効率良くこなしてしまいたい。具体的には時間が明確であれば、何をすべきかの計画のようなものが簡単に頭で整理できる。何といっても学年末試験はとにかく科目数が無駄に増える。本音を言ってしまえば面倒臭いのだが、まぁ、やるに越したことはないと思ってやる気を奮い立たせるしかないだろうと思う。

 定期試験もこれからの勉強、模試、センター、大学受験対策において核となる基礎力を固めるものであるから、気を抜かず、いつも通り全力で対策して試験に臨みたい。ただ、今流行しているインフルエンザにだけはかかりたくない。自分の体調管理というのはかなり重要なものがあると思うので、それらも考えて色々両立した生活が必要だなと思う。

 
二月二十日

 
 昨日は親友の誕生日だった。あげたプレゼントは生茶二本と数Ⅲのプラチカとメッセージカード。彼は超絶な鈍感さを持っているが、舌に関しては敏感なのか生茶が一番滑らかだと、生茶をこよなく愛している方である。そんな彼とも今年はクラスが別になり、少し距離もできてしまっているので、来年度も同じクラスになれたらと思っている。
 なんだか、進研模試の一月の結果集計が終了したらしいじゃないか。化学に関しては函館ラ・サール高校が全道トップらしい。いやいや、今回、北嶺や札幌南が受験していないらしいから、気を抜くなということだ。国数英の偏差値についての前回からの伸長がどれくらいかを示すデータも貼り出されたが、上昇組が多かったし、トップの人は偏差値八十のラインに食い込んでますから、これは本当に恐ろしいです。僕は恐らく低下している方だから、これから先、さらに気を引き締めていかなければならない。部屋員も変わったことだし。部屋員は皆成績優秀だから負けてはいられない。天才みたいな人ではなく、しっかり努力している人達なので、僕はそれをしっかり見習っていかなければならない。この五十七番目の風っていうのが物凄い期待されているという実感がある。番狂わせ、皆で起してやろう。そして、僕の様に今の時点で全く駄目だと思われる順位にいても、絶対に諦めないで努力していけば目標へ近付けることを、後輩たちの希望にもなるように、僕が示していきたいと思う。

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