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1月, 2023の投稿を表示しています

高二寮生日誌(1月29日)

 1月18日  先日、共通テストが行われました。まだ数日しか経っていませんが、今年は前年と比べて数学が易しかっただの、生物の平均点が低いため点数調整が入るだの、様々なことを聞きます。共テの難易度は前年の結果に左右されるところもあると言いますし、今のうちからたくさんの情報を得ることは大いに重要なことです。  ただ、やはり今高二である自分にとっては、ついに共通テストまで一年を切ってしまったという事実が一番重くのしかかってきます。この寮の一階の事務室には共通テストまであと何日であるかが掲示してありますが、自分がそれを見る対象になるとは漠然と考えていただけで正直想像がつきませんでしたし、今でもあまり実感がわきません。  とにかく、あと一年もないことは事実なので、大学受験をより具体的に視野に入れながら、自分は勉強に打ち込みます。

高二寮生日誌(1月24日)

 1月15日 今日は共通テストの二日目でした。そして僕たちの共通テストまで一年ということになりました。そろそろ受験を意識するようになりましたが、実感はあまりありません。なのであまり勉強に本腰が入っていません。 でももうそんなことを言える時期じゃないのは分かってきました。大学に受かるのは容易な事ではなく努力しなければ受からないところだと思います。だからもう勉強しなければいけないと分かるのですが、一年間模試やテスト、最後には共テ、二次試験のストレスに耐えながら勉強し続けるメンタルがもつのか不安です。というかもつ気がしません。本当に受験を乗り越えた先輩方はすごいと思います。 次は僕達の番なのでとりあえず「やりたいこと」に向かってガムシャラに勉強を頑張っていこうと思います。まずは数学と英語を固めていこうと思います。特に英単語をしっかりやっていきたいです。大学に受かった人は英文法より英単語をしっかりやっていると聞くのでそうします。勉強するだけではなく効率のいい勉強法を学んで勉強したいと思います。

高校三年寮 寮生日誌(1月20日)

1月20日(金)    冬休みにこんな出来事がありました。ある夜ラーメンが食べたくなり、即席のやつを作ろうと思い湯を沸かそうとしたとき、母が「いつもカップラーメンしか食べていないのだから、生めん茹でてあげるよ」と言ったのでした。これを聞いて、とても悲しい気持ちになりました。ついに寮生はカップめんと生めんにおいて、そういう扱いを受けるのかと。思えばいつも「寮では〇〇なのだから」の文言を何度も聞いてきました。あれを聞くたびに、そんなに寮生は悲しいというか、哀れみの対象なのだろうかと思えてしまいます。あの文言を聞くことが何度もあったせいで、あたかもこちらが特別扱いを受ける対象となるのが当たり前のように感じてしまうことさえあります。  そんな「寮生」というラベルもあと 10 日程度をもって剥がれます。今までの先輩方もこの過程を経て、立派な人間となってきたのでしょう。自分がそうなれるのか分かりませんが、少なくともみっともない行いというか、胸を張ってできないことはしないよう心掛けていきたいです。

高校三年寮 寮生日誌(1月17日)

  1月17日(火)  前回が最後だと思ったのに、まだあるんかい。俺を置いて帰った奴を恨みたいと思います。それはそれとして、共通テストが終わりました。私は自己採点をしていませんが、たぶんひどいです。特に理科が。指定校で与えられたこの残り二カ月を有意義に使いたいと思います。周りの人達ですが、部屋員のAやBなどとっても点数が良かったです。彼ら曰、今回はとても簡単だったそうです。私にはその感覚が分かりませんでした。二人は三年生になって一緒に居ることが多く、何かと彼らの努力を見る場面が多かったわけですが、本当によかったです。あれだけ頑張った人が失敗して自分だけが指定校で大学へなんてあまりにも救いがなさすぎます。本当によかった。まだ二次もありますが、あの二人なら大丈夫だと信じています。あばあちゃんにもらったけど、もう大学決まっているからいらないお守りを握りしめながら祈りたいと思います。  本当に関係ないですが、筋トレします。今日一日目です。成人式でムキムキのバキバキになれるように精進します。応援して下さい。

高二寮生日誌(1月13日)

1月13日 徴兵制は許されるのか。今、ロシア国内ではウクライナ出兵のために兵隊の数を増やす政策がとられている。徴兵により嫌でも戦地へ行かなければならないロシア国民が多勢いる。 そこで僕は思った。徴兵制は正当な政府の権利なのだろうか。共産主義は分からないが、少なくとも民主主義の場合には、選挙というものがある。自分達の中から代表者を選出し、政府の政治を担ってもらうのだから、そこには私達の同意があるハズである。 しかしながら、私達には何にも侵害されることのない不可譲の権利である、私有財産権や生存権等を持っている。徴兵制は、まさに生存権を侵害である、というのが私の立場だ。なぜならば、徴兵により戦地で戦わせることを強制することは、明らかにその人の命を危険に晒す行為だからである。又、私達は選挙によって為政者を制限する権利も同様に与えられるハズであるが、今のロシアの様に、その権利すら与えられない状況は、まさに、おかしいことだと思う。私はそんな現状が早く改善されることを切に願っている。 1月13日 本日で共通テスト1年前である。塾の先生に「死ぬ程行きたいと思える大学を見つけろ」と言われてこの半年を過ごしてきた。「行きたい大学」は見つけたが、死ぬ程行きたい理由は見つからない。そんな中途半端な気持ちで大丈夫だろうか? この後の人生40年以上、確実に影響を与えてくるであろう出身大学という肩書きは中々にプレッシャーを与えてくる。僕は医学部志望な訳だが、やはりそこにも確実に箔はある。ただ医者になるだけでは物足りない。 まあ、ともあれ、受験生である前に高校生でもある。「受験」ということをネタに友人と語り合うことはたくさんある。この日々をいつまでもなくしたくないと日々感じる。 その語りの中に気づかされることは多くあるのだが、一つ取り上げたいことがある。受験生なりたてほやほやの未熟者が記すが故、何分説得力に欠くが、 受験で最も難しいことは「自分を信じる」ことだと思う。いくら偏差値を上げて、良い判定を取っても、最後まで何が起こるか分からない。保証してくれるものは何もない中で、どれだけ自分が自分を信じてやれるか。そこに根拠はないけど、それでいいのではないだろうか。多分、この先の人生の縮図が「受験」というものに大きく反映されているように思う。 最後に 「自分を信じれないやつに、努力する価値はない」 NA